村上弘明、志田未来とタッグを組んで難事件に挑む!本格推理サスペンス「ラストライン」放送決定

2020/03/03 06:00 配信

ドラマ

岩倉剛役の村上弘明(C)テレビ東京

原作者・堂場瞬一コメント


会社勤めが長かったせいか、物書き専門になった今でも、「定年」にはこだわりがあります。これまでの仕事をどう仕上げていくか、50代はどう生きていけばいいのか――自分なりのそんな思いや疑問をぶつけた小説が「ラストライン」です。今回は、すてきなキャストでドラマになりました。映像で動き出す物語を楽しみにしています。

川村庄子プロデューサーコメント


大好きな堂場瞬一さんの新シリーズ第一弾をこの度SPドラマ化でき、うれしい限りです。

初めの事件で社会問題の「独居老人の孤独」が浮き彫りになったかと思いきや、また事件が起き、二つが絡み合い、ついにピカソの絵にまで捜査は及び…、二転三転するストーリーに加え、登場人物たちのキャラが際立ち、底知れない面白さがあります。

主人公・岩倉剛は記憶力抜群で優秀なベテランにも関わらず、行く先々で大きな事件が起きるため「事件を呼ぶ男」=「厄介者」「ヤバい刑事」と煙たがられる一面も。

実はそれ以外にも人生いろいろな岩倉は「定年までの十年、後半生をどう生きるか考えながら、基本的に大人しく過ごす」と心に決めるのですが、その矢先に殺人事件が勃発!新人刑事をフォローし捜査を進めていくものの、いつの間にか“ヤバい”刑事に戻り、周囲をハラハラさせながら事件に挑む姿は痛快そのもの。

「こういう時は、メモを取らないほうがいい」岩倉はそんなアドバイスをします。マニュアルに捉われず、空気を読み、気になったらすぐに調べる。刑事の経験と勘を大切にし、間違いに気づけば大きな勢力にもストップをかける。そんな「ラストライン=捜査の最終防衛線」を担う男を、村上弘明さんが熱演しています。

また志田未来さん扮する芯の強い新人刑事・伊東彩香がそんな岩倉を尊敬しつつ、時に訝り、ぶつかり、そして互いに成長していく…身長差なんと35cmベテラン&新人の絶妙コンビは大きな見どころです。

他にも、元部下の上司、女優で二十歳年下の恋人、堂場さんの小説「神の領域」の主人公・検事城戸南、まさかの黒幕と犯人など、続々登場するドラマのキーマンたちを壮々たる俳優の皆様が演じてくださっており、最後まで目が離せません。

原作の世界観のもと、スケール感・エンタメ感満載でお届けします。「アナザーフェイス」等いくつもの傑作が放送されてきた中、また一味違う、新たな堂場瞬一原作ドラマを楽しんでいただけたらとてもうれしいです。

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