「夫婦愛も見せていきたい」向井理が秀忠について語る!!

2011/06/11 08:00 配信

ドラマ

大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に徳川竹千代(秀忠)役で初登場する向井理

NHK総合で放送中の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で、徳川秀忠を演じる向井理が6月12日(日)に初登場する。役柄、また撮影時の心境について語った。

徳川秀忠は、家康(北大路欣也)の息子で、江(上野樹里)の3番目の夫となる人物。撮影も中盤に差し掛かり、途中参加の向井は「大河ドラマは月曜日にリハーサルを行うのですが、その時が1番緊張しました。時代劇に挑戦するのは初めてですし、所作や話し方、現代との言葉の違いなどにも多少の不安がありました。ただ、上野さんとは'06年の『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)で1度共演させていただいてますし、スタッフの人も『ゲゲゲの女房』(NHK総合)のスタッフさんが多いので心強かったです」と笑顔で語る。

自身が演じる秀忠像を「本心を隠して生きている人だと思います。父・家康の偉大さに対するプレッシャーと、父への反抗心がありながらも迎合しようとしている気持ちが、とても人間的ですね。また、いわゆる勇猛な武将ではないですが、兄がいたにも関わらず、家康から後継者として選ばれている。政治的なリーダーの資質があったことは間違いないと思いました」と分析する。

また、江については「真っすぐで本心を隠さずに生きている女性。それは秀忠に足りない部分なので、うらやましかったり、面倒くさかったり、気になる存在なんだと思います。僕は、秀忠は2代目将軍として、江という“姉さん女房”に支えられていた印象が大きいです。江は“秀忠を変えてくれる存在”じゃないかと感じています。結婚後も仲が良かったと聞いているので、そんな夫婦愛も見せていけたらいいですね」と語る。

初登場の6月12日(日)は、幼名・徳川竹千代としての出演のみだが、19日(日)には元服を終え、秀忠として活躍していく。また、今後は、江を演じる上野と、2番目の夫・豊臣秀勝を演じるEXILE・AKIRAの3人でのシーンも見どころとなっている。