アイドルグループのHOT DOG CATが3月3日、東京・渋谷のライブハウス・WWWで3回目のワンマンライブを開催した。HOT DOG CATは、READY TO KISSやSAY-LAが所属する芸能事務所I-GETの第3のユニットとして活動しているグループ。メンバーは、大原莉奈、白河陽奈、黒沢あかり、鈴本りんの4名。
このライブは、新型コロナウイルスの影響が心配される中、お客様の安全を第一に考え、無観客での実施となった。ライブの模様はYouTubeのI-GETチャンネルから無料で配信され、多くのファンがパソコン・スマートフォンの前で声援を送り見守った。ライブを楽しみにしていたのは、ファンだけでなくメンバーも同じ。HOT DOG CATは、ワンマンライブの晴れのステージを世界中から観ている人たちに届けた。
ライブアイドルの公演では通常、パフォーマンス後に、ファンが直接アイドルたちと触れ合える特典会というイベントが設けられる。今回はその特典会もチェキチャというアプリを使い実施された。
アプリと通じてアイドルの映像と声がファンに届けられる。ファンは自らのスマートフォンから笑顔を送ってくれるアイドルに対し、テキストチャットやスタンプで声援を送った。
今回の無観客ライブと特典会について、HOT DOG CATリーダーの白河陽奈は、「無観客ライブになったのは残念ですが、ネットでライブを配信してアプリで特典会ができるっていうのは、この場には一緒にいないけれど、みんなと一緒にいる感覚になれて、私たちは独りじゃないんだなって感じがしました。ファンのみんなにも、ライブ配信やチェキチャを通して、会場にいた時と同じ熱が届いたのであれば嬉しいなと思ってます」とコメント。
約4カ月にわたってライブの準備を重ねてきたHOT DOG CATメンバー。無観客ライブを支えてくれたファンの声援を励みに、今後活動を加速させることだろう。2020年3月10日(火)にはシングル「曖昧me」のリリースが予定されている。
文・苦楽園 京
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