玉城ティナ、恐怖の“ユリコ様伝説”に「もし私の名前がユリコだったら震え上がります」

2020/03/04 18:15 配信

ドラマ インタビュー

玉城ティナスタイリスト=丸山佑香 (まきうらオフィス)/ヘア&メーク=今井貴子


「学生時代を思い返すような現場でした」


――美月を演じる上で気をつけた点はありましたか?

美月は感情をあまり表に出さず、表情が大きく変わることが少なくて。その中で感情の違いを出すため、目線や話し方、声のトーンなどを心がけていました。

――ご自身と美月が似ている部分はありましたか?

美月が百合子に対して持つ感情は、自分の学生時代を思い返しながら演じていました。また、他人や自分を客観視したいという美月の気持ちを自分の中からも抽出し、役に歩み寄っていきました。

――撮影の様子はいかがでしたか?

「みんなでやりきろうぜ!」というタフな現場でした(笑)。監督も元気な方だったので、そこから逆にパワーをもらっていました。

年齢の近い俳優さんも多く、学生時代を思い返すような現場でした。今回共演した松井健太さんとは同じ学校の隣のクラスだったので、久しぶりの再会になりました。同じ学校出身の子と違う現場で会えるというのはうれしいことですね。

――百合子役の岡本夏美さんとはどのような雰囲気で撮影されていましたか?

役柄に必要以上に掘り下げなくても呼吸が合っていくような感じで演じられたので、初日からずれがなく、すんなり役柄に入れました。

――高校を舞台に撮影する中で、ご自身の学生生活を思い返すこともありましたか?

私は高校進学を機に沖縄から上京してきたので、当時は新しいステージが開けたと思っていました。どうしても仕事の記憶が多くなってはしまうのですが、学校帰りに渋谷に寄ってプリクラ撮ったり、高校生らしいこともしていました。

環境の変化は今思い返すと大きかったと思います。でも当時は慣れることに必死でしたね。