一日目のキャンプ地・チェプカ村では、友寄氏の「ナマステ」(こんにちは)のあいさつに、現地の人々は「ナマステ!」と力強く、大きな声で返してくれた。
あいさつだけで笑顔になる人々。そこには意味なんてない。標高2840メートル、「映画のセットのような」村で暮らす人々は、一行を快く出迎える。
旅に同行する登山家料理人は、30カ国分の料理を作れるという。旅にグルメは必須な要素、ここではネパールカレーが登場。友寄氏と大谷氏は、「ほっぺた落ちる」と大絶賛していた。
季節は秋。一行が登る山には、日本の紅葉のような景色が広がっていた。これは本編序盤の話である。そこから冬、春、夏とドルポの四季が映し出される。
彼らが進む道は、確かに道ではあるが、ほぼ崖だ。ディレクター陣が険しい道のりについ弱音を吐いてしまう中、さすがナスD。絶景を目の当たりにし、「44歳ではじめてこの景色を知れるって幸せですよね」と笑顔を見せる。
全編を通して険しい道、過酷な環境の中輝く大地で力強く生きる人々の“笑顔”が随所に見られる。それがこの「天空のヒマラヤ部族」の見どころの一つだろう。
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