川口春奈が語る帰蝶の切ない女心「覚悟が映し出されていると思います」<麒麟がくる>

2020/03/08 08:00 配信

ドラマ インタビュー

帰蝶役を好演している川口春奈撮影=諸井純二/スタイリスト=杉本学子/ヘア&メーク=SHIZUE


名だたる英傑たちが群雄割拠する戦国時代の中で、長谷川博己演じる美濃の若き智将・明智光秀が奮闘する姿を描く大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜日夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。

3月8日(日)放送の第8回「同盟のゆくえ」では、いよいよ斎藤道三(本木雅弘)の娘・帰蝶(川口春奈)が尾張の織田信長(染谷将太)に嫁入り。幼少期より光秀に恋心を抱く帰蝶は、嫁入りする瞬間まで複雑な心境を抱えることに。

その帰蝶を演じる大河ドラマ初出演の川口春奈に、切ない帰蝶の女心について聞いた。

一つ一つのことをしっかりと吸収したいと思っています


――まずは大河ドラマ初出演の心境をお聞かせください。

大河ドラマだけでなく、時代劇自体が初めてだったので、全てが新鮮で勉強の日々です。自分を成長させてくれる役だと思うので、この作品で学ぶことができる一つ一つのことをしっかりと吸収したいと思っています。戦国時代の中にいる自分の姿を見ていると、不思議な気持ちになります。オンエアーを見ているとうれしさと同時に、「すごいところにいるな」と思ってしまいます。

――今回の出演に、周囲からの反響はいかがですか?

たくさんありました。これをきっかけに歴史を勉強しながら見るよと言ってくれたり、家族も友人も気合を入れて応援してくれている気がします(笑)。

――時代劇の所作は特有ですので、大変なのでは?

所作は相対する相手によっても異なりますし、シーンごとに所作を教わりながら撮影に臨んでいます。例えば、今回の大河ドラマでは、女性が立て膝の姿勢で座っていますが、その時の手の位置を変えることで、リラックスや緊張など繊細な意味合いを表現したりもしています。