大食いビューティーYouTuberの木下ゆうかが、3月29日(日)放送の「ぼくらベアベアーズ~ひと夏の恋 木下ゆうか 特別出演版~」(カートゥーン ネットワーク)で声優に初挑戦する。
同番組は、ほんわか心なごむ3人のクマが主人公のコメディアニメ。木下が出演する「ひと夏の恋」では、タピオカ店で運命の女性と遭遇したパンダ(声・谷山紀章)が、彼女が忘れていったスマホを届けるため、彼女を探す旅に出るというストーリー。木下は、パンダが恋に落ちたアマンダを演じる。
今回、同作の大ファンだという木下にインタビューを行い、出演が決まった時の感想やアフレコ時のエピソード、YouTuberとしての動画制作におけるこだわりなどについて語ってもらった。
――「ぼくらベアベアーズ」の大ファンだとお聞きしましたが、好きになったきっかけは?
「フィリピンのセブ島に行った時に、飛行機の中で見たのがきっかけです。映画などは字幕がなくて、『アニメだったら分かるかな』という感じで見たらすごく面白くて!大好きになって、いろいろネットとかで探して見るようになりました。グッズもネットで調べて、見つけたらすぐに買っちゃうんです(笑)」
――どういったところに惹かれたのですか?
「話す内容も行動も一癖あったり破天荒だったり、かわいい絵柄とのギャップが好きです!」
――そんな大好きな作品に出演できると聞いた時の感想は?
「もう信じられなかったです!『いつか、作品に関わるようなお仕事ができたらな』って夢見てたんですけど、まさか声優さんをやらせてもらえるなんて思ってなかったから、めちゃめちゃうれしかったです。いただいた台本に『ここはこんな感じで言う』という感じでめちゃめちゃメモして、(声を入れる前の)映像を何度も見て練習したり、これまでの別の話の映像も見返したりと、自分なりにたくさん準備をしてから本番に臨みました。思ったほどうまくできなかったんですけど...(苦笑)」
――初めてのアフレコはいかがでしたか?
「1人でブースに入って、別室にいる監督さんからの指示をヘッドホンで聞きながら声を入れていくのですが、すごく緊張して全然うまくできなかったです。特に、口の動きに合わせて決められた時間内に台詞を言うのが大変で、そんな中で感情を入れるというのがすごく難しかったです。棒読みみたいになっちゃうんですよ...」
――アマンダはパンダ好きの女の子ですが、ご自身の好きな物は?
「ネコ、ごはんを食べること、お酒を飲むのも好きだし、映画や漫画、読書も好きです。インドアなことが多いですね(笑)。お休みの日は、友達とごはんを食べに行くことが多いですね。家でも外でもたくさん食べていて、時間があれば食べちゃうんですよ」
――男性もよく食べる人の方が好きですか?
「よく食べなくてもいいけど、食べることが好きな人の方がいいですね。逆に、よく食べる人だと私もよく食べるから、会話がなくなっちゃうかも(笑)。食べるのが好きで、私よりもちょっと少ないくらいの量を食べる人の方が楽しく過ごせる気がします」
――動画制作する上で気を付けていることや意識していることは?
「基本は自分が食べたいと思った物を選んで食べているのですが、視聴者さんから寄せられたコメントやリクエストを受けて、その中から自分が食べたい物を選んだりしています。あと、編集する時に視聴者さんの目線になって、飽きずに楽しめるようなものになるように気を付けています。食べている時も『ここ早送りばっかりだと厳しいな。ちょっとおしゃべりしなきゃ』みたいなことを考えながら食べていたりしますね」
――収録前に話すことなどを事前に考えたりしているのですか?
「私は練らない派ですね。練る派の人もけっこういると思うんですけど、私はそういうのはできないので。だから、単調な味の物だと話すことがなくなってくるので、最近のことだったり、今の状態のことを話すようにしています。その時のノリで!(笑)」
――YouTuberとしての苦労は?
「YouTuberって自営業なので、全部自分次第なんですよ。サボるのもやるのも。だから、気分が下がっている時は撮影が大変です。撮影中だけでも気分をうまく切り替えられたら良いんですがどうしてもできない時は困りますね」
――YouTubeでは大食いの動画が中心ですが、今後動画制作でチャレンジしてみたいことは?
「旅行動画的なやつをやってみたいです。海外旅行が好きなのですが行動力がなさ過ぎて行けてないので、今年こそはちゃんと計画して動画にも撮って、視聴者さんに楽しんでもらえるような動画を作りたいなって思っています」
――最後に視聴者の皆さんに向けてメッセージをお願いします!
「普段の私がやっていることとは全然違うことなので、『木下、頑張ってるな』と温かい目で見てもらえたら(笑)。『ぼくらベアベアーズ』はすっごく面白いので、知らない人にはぜひ知ってもらって、好きになっていただけたらうれしいです!」
文=原田健
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