帆高も陽菜も新海誠監督の声…!? ファン必見「天気の子」ビデオコンテの一部が公開！

観客動員1000万人・興行収入140.5億円を超えた2019年No.1ヒット作「天気の子」のBlu-ray＆DVDが5月27日(水)に発売される。これに先駆けて、Blu-ray コレクターズ・エディションに収録される映像特典「ビデオコンテ」の一部が公開された。

「ビデオコンテ」とは、新海誠監督が映画の企画書を作成し、それを基にプロットを練り、脚本を執筆した後、アニメ本編を制作するためのいわば“作品の設計図”として作成するもの。監督自身が絵を描き、キャラクターの声を吹き込んだビデオコンテを基に、アニメーションの作画や背景、音楽、音響などそれぞれ担当がシーンを制作していく。

今回公開されたシーンは、帆高が陽菜の家で“陽菜のお手製チャーハン”をごちそうになるところから、“お天気ビジネス”1件目の依頼が⼊るところまで。この時点で監督の頭の中では映像が細部にわたってイメージされていることが分かる。

また、本編ではそれぞれ醍醐虎汰朗、森七菜、吉柳咲良が演じた帆高、陽菜、凪の声も、新海監督自らが演じて声の芝居の方向性を示している。よく聞くと、陽菜の描いた絵に対する帆高のセリフが本編とは違っているのもポイントだ。

このほか、Blu-ray コレクターズ・エディションの映像特典には、映画「天気の子」が完成するまでの約1年間の制作過程を追った「メイキングドキュメンタリー」、本編を⾒ながらアフレコや楽曲制作の裏側を語り尽くした醍醐⻁汰朗×森七菜×RADWIMPSによる「ビジュアルコメンタリー」を収録。

さらに、新海監督と有働由美子氏による公開後の今だからこそ語ることの出来る「『新海誠監督×有働由美子 反省会︕』〜 映画『天気の子』を語り尽くした“ソノサキ”に〜」、国内や海外での舞台挨拶を記録した「イベント記録映像集」、“映画の着想点”や“物語が生まれる工程”など、監督の制作日誌を基に創作の秘密に迫る“新海誠監督講演会「『天気の子』－物語の起点―」”も収録されている。

これらBlu-ray コレクターズ・エディションに付属する映像特典(特典ディスク 1〜3)は合計11時間を超える大ボリュームとなっている。まさにファン必携のアイテムだ。