「泣きたい私は猫をかぶる」で花江夏樹&山寺宏一が“師弟共演”! 主題歌はヨルシカが担当

2020/03/10 08:00 配信

アニメ

映画「泣きたい私は猫をかぶる」追加キャストとして山寺宏一と小木博明の出演が明らかに。山寺は猫店主、小木は楠木先生を演じる(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

「泣きたい私は猫をかぶる」ストーリー


私はあなたの力になりたい。好きって言われたい――。

笹木美代(ささき・みよ)は、いつも明るく陽気な中学2年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメートからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。

しかし、本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。

そんなムゲは、熱烈な思いを寄せるクラスメートの日之出賢人(ひので・けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが、全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には、誰にも言えないとっておきの秘密があった…。

それは、猫の姿になって大好きな日之出に会いにいくこと。実は、ムゲはある夏祭りの夜、お面屋にいた猫の店主から、「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。

普段はクールに振る舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。人間のときには距離を取られてしまうが、猫のときには近づける2人の関係。

ムゲもまた、猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地良さを覚えていく。

猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、人間を捨て猫として生きるよう迫られる…。

このままずっと、あなたのそばにいたい。でも、≪私≫に戻ることができなくなる――。

自分が誰に支えられているのか。大切なものに気が付くとき、2人の世界が変わり始める。