迫田公介監督の長編初映画で、企画・脚本も手掛けた「君がいる、いた、そんな時。」の公開日が、6月13日(土)に決定。予告編映像とメーキング画像が解禁となった。
本作は、日本人とフィリピン人のハーフで、クラスでは“ガイジン”といじられる小学6年生の男の子、空回りして周囲から浮いているが、いつも笑顔で自分の居場所を求めている同じクラスの男の子、そして彼らに明るく接してくれるが、誰にも話していない秘密がある図書室の新任司書の女性、それぞれに悩みや問題を抱えながら不器用に生きる3人が織りなすハートウォーミングな物語。
主人公・岸本正哉を演じるのは、本作の設定と同じく日本人とフィリピン人のハーフで、今作が初主演となるマサマヨール忠。また、広島・呉で行われたオーディションで同級生の香山涼太うた役に大抜てきされた坂本いろが、初主演・初出演を飾る。
そして、この二人が大切に思う存在の新任司書・山崎祥子役を務めるのが、映画、TVドラマ、舞台などで活躍し、演技派女優として注目される小島藤子。明るく振る舞う反面、どうしようもない現実を抱えてあがいている弱さをもつ女性を可憐に演じる。
ほか、子どもたちを理解する校長先生役に阪田マサノブ、そして、広島で人気の中国放送の横山雄二アナウンサーが正哉の父親役に扮している。
今回解禁された予告編では、なかなか前に進めず不器用に生きる人や、大切に思っているのにうまく相手に伝えられずにいる人、そんな悩みや問題を抱えている人たちに寄り添うような本作のメッセージが込められている。
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