3月8日(日)放送の「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30、TBS系)は、魚食普及人・上田勝彦に密着する。
5年前、水産庁の官僚という肩書きを捨て、魚離れが進む水産業界を立て直すために「生産」「流通」「小売」「飲食」「家庭の食卓」の5本を柱に、魚食文化の復興に全国を飛び回り、汗を流している上田。
上田は「ウエカツ」のニックネームで知名度も高く、漁の現場からスーパーマーケットでの販売、さらに家庭で簡単においしく魚を食べる方法まで、圧倒的な知識で魚の魅力を伝える「魚の伝道師」として知られている。
上田の料理にレシピはなく、教えるのは「料理の仕組み」。塩を打つことや焼くことによる肉質の変化や調味の効果を実演しながら教えていく。
そこには、“魚料理は面倒くさい”というイメージを覆す、目からウロコの情報が満載。上田の料理教室に通う主婦たちは、そのおいしさに驚嘆の声を上げる。
取材中には、北海道・根室で魚体のサイズが不ぞろいであるなどの理由から非食用に回されたり、低い価格でしか評価されない、いわゆる“未利用魚種”の一つであるモクズガニを発見する場面も。
新たな利用法を模索する上田の姿に密着した模様が放送される。
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