今井悠貴、“演じること”に向き合い続けた18年「人生の節目に結び付けられるような作品を作りたい」

2020/03/11 08:00 配信

ドラマ

21歳で芸歴18年!今井悠貴が見つけた「俳優をやる意味」


放送中の真夜中ドラマ「ハイポジ 1986年、二度目の青春。」(毎週土曜深夜0:56-1:26ほか、テレビ大阪・BSテレ東)で、主人公・天野光彦を演じている今井悠貴。実は3歳の終わりごろに子役デビューし、芸歴は約18年。

ドラマ『ごくせん』や映画『白夜行』など数々の作品に出演し、幼い頃の写真を見れば「あぁ、あのコか!」とピンと来る人も多いはず。

そんな彼も現在21歳。子役時代のエピソード、そして今考える俳優という仕事について語ってくれました。

「天才じゃない。たくさん練習しました」


――そもそも、この仕事に興味を持ったきっかけは?

家でテレビを見ていて、子役のコがテレビに出ていることがすごく不思議だったんですよね。母に「なんでこのコ、テレビに出てるの?」って聞いたら「出てみたい?」って言ってくれて、「うん」と返事をしました。新聞に子役事務所の募集が載っていて、そこに連れて行ってくれたのがこの世界に入ったきっけです。最初はお芝居がしたいからとかじゃなくて、テレビに出てみたいという好奇心だったと思います。

――子役だった当時は、どんな気持ちでお仕事をしてたんですか?

4、5歳の頃は、大人がたくさんいる現場がとにかく楽しかったですね。小学校になってからはロケで日本各地に行けることがうれしかったし、いろんな役を演じる楽しさもわかってきました。

【写真を見る】ドラマ「ハイポジ―」では心は46歳、見た目は16歳の主人公を熱演中!(C)ドラマ「ハイポジ」製作委員会


――“天才子役”と呼ばれていましたね。

当時は本当にやめて〜!って思ってました(笑)。レッスンに通ったことはないですけど、家ですごく練習してましたからね。パッと読んですぐできるようなタイプじゃなかったし、全然天才でもないですから!台本をもらうと母が練習に付き合ってくれて、相手役のセリフを読んでくれましたね。これは今でも変わってないかもしれない。本当に、めちゃくちゃ練習してたんですよ。母も「なんで天才子役なんて言われるんだろうね。私がたくさん練習に付き合ってるのに」って言ってましたからね(笑)。天才じゃないけど、たくさん練習してきたというのは、自信を持って言えます。

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