テレビ朝日・斎藤ちはるアナウンサーの初めての冠番組「斎藤ちはる『学びのココロ』~ニッポン伝統探し旅~」(CSテレ朝チャンネル1)が、3月29日(日)夜10時から放送されることが分かった。
同番組は、昔から日本の歴史や伝統文化に興味があったという斎藤アナが、「ニッポンの伝統」を探しに出掛けるバラエティー。日本にはさまざまな「古式ゆかしい伝統文化=道」があるということで、その“極意”を学んでいく。
時に体を張り、真剣に打ち込み、斎藤アナが自らの殻を限界突破して行く姿を映し出す。
ロケは、京都からスタート。祖母が生け花をしており、幼少期から花は身近な存在だったという斎藤アナは、まず「華道」の達人に会いに行く。
その達人は、2019年に創流100周年を迎えた「未生流笹岡」3代目家元・笹岡隆甫氏。笹岡氏は、2016年に「G7伊勢志摩サミット」の会場装花を担当したほどのすご腕の持ち主だ。
「達人」のお手本を見せてもらいながら、斎藤アナは「そもそも華道とはどんな芸術なのか?」「唯一生き物に触れる伝統文化を継承した3代目家元の心境」「作品作りのコツ」など、さまざまなことを取材。そしてその心得を聞いた後、実際に体験する。
そんな中、「達人」とのインタビューにおいて、斎藤アナの口から今だから語れる言葉が飛び出す。それは「アイドルを辞めて、アナウンサーを選ぶというのは結構な決断でした」というもの。
斎藤アナは「アイドルは若いうちしかできない、結婚するまでしかできない、いろんな規制がある中でのお仕事だと思うのですが、アナウンサーは、結婚しても出産しても続けていける『一生続けられる』お仕事。
私は、なかなか自分から前に出ていくのが苦手なタイプだったのですが、(乃木坂46在籍中は)それでも頑張って前に出ようと…でもそれがうまくできない『葛藤』する時期もありました。逆にアナウンサーは、脇役というか、縁の下の力持ちで、その方がすごく性格的に合っているような気がしていて(笑)。
そういう観点からアナウンサーと華道家は似ている職業に思えました。自分が主役ではなく、他の出演者が主役であり、情報が主役なので、いかに周りを引きたたせられるか、(あくまでも花が主役の)華道家とも相通じるものがあるなと感じましたね」とコメントした。
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