マツコ、筋トレマニアの押しつけに「お前ら勝手にやってりゃいい！」

3月11日に放送された「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に、小倉優香、春日俊彰(オードリー)、国生さゆり、小島よしお、駒場孝(ミルクボーイ)、ダレノガレ明美、ほのか、横川尚隆がゲスト出演。普通に筋トレしているだけなのに周りから引かれて困ると相談したところ、マツコデラックスの言葉が注目を集めた。

多忙を極める職業だけに、十分な睡眠時間の確保や生活リズムを整えるのは一苦労。炭水化物を控えて食事制限しようにも食レポや打ち上げの機会が多いために難しく、相方や家族の理解と支えによって体型維持できているといった悩みや苦労話が次々に飛び出した。

そんな中、ダレノガレは「私は好きな男性に会う時、全部予約制にしているんですよね」と告白。体が仕上がっていない時は体に触れられたくないとのことで、「上半身をちょっと緩くして、おしりはきゅっ」とさせた、ちょうどいい体に仕上げるために3日は時間をもらうと語った。

「抱いていい体を作ってんの!?」と仰天する明石家さんまらへ、ダレノガレは体重が67kgあった頃と「仕事用の体」と称するベスト体型の写真を公開。日ごろ愛用しているコルセットも紹介するなど、モデルとしての体型維持に対する徹底ぶりを明かしてスタジオを沸かせた。

評論家陣は、夢中になれるものがある人間に対して他人は憧れを抱く一方で、夢中が過ぎると敬遠されやすくなる傾向を指摘。筋トレ以外の趣味を増やすことで人間としてのバランスが取れ、より充実感のある人生も送れるとアドバイスした。

しかし、スタジオでは筋トレに追われて幸せそうに見えない、肩の力を抜いて生きることに罪悪感を感じて自分を追い詰めすぎといった大久保佳代子(オアシズ)やカンニング竹山の意見に対し、駒場やほのかが、究めた後に食べる食事のおいしさを知らない不幸や、年齢よりも若く見える素晴らしさを主張するなど、互いに一歩も引かず。

ついには、主観の押しつけに辟易したマツコが「ホラ、すぐにかわいそうとかって言うのよ、こいつらって！」「お前ら勝手にやってりゃいい！　アタシなんも言ってない」「太っていることとかさ、怠惰なことが悪みたいに言うわけよ」と声を荒げた。

SNS上でも「よく言った！」「筋トレ好きだけどマツコに同意」といった称賛の声が上がった他、筋トレに限らず、夢中になりすぎている人間の距離感や配慮のなさを指摘する声も上がるなど、さまざまな意見が飛び交った。

次回の「ホンマでっか!?TV　知らないと損する4時間SP」は3月25日(木)夜7:00より放送。シークエンスはやともが話題の芸能人たちを霊視する予定。