有村架純が勘違い男を一刀両断!?別の自分を演じて「楽しかったです」<インタビュー後編>

2020/03/20 12:00 配信

ドラマ

有村架純撮影:中川容邦/ヘアメイク:尾曲いずみ(STORM)/スタイリング:瀬川結美子


――このようなふだんの自分ではない「有村架純」を演じるというのは、楽しいものですか?

有村「楽しいですよ。それで言うと『女ともだち』(第2話)もそうで、『女ってこういうもの』って決めつける男性に対して思いっきり啖呵を切ったりするんですけど、現実ではまずそんなことはできないですから、演じていて楽しかったですね」

――有村さんご自身も、世間が抱くパブリックイメージに対して反論したくなる時もありますか?

有村「う〜ん、どうですかね。私の場合は自分の外見のタイプも含めて、『なるほどこういう感じが求められるんだな』って、けっこう客観的に見ているかもしれません。色で例えるなら、だいたいピンクとか白のイメージなんですよ」

――実際にはピンクでも白でもない?

有村「違うと思います。自分では『ちょっとくすんだブルーかな?』って思ってます(笑)」

――では、個人的にもっとも印象深いシーンなどはありますか?

有村「『バッティングセンターで待ちわびるのは』(第8話)です。脚本がすごくコメディ路線だったこともあり、キャラクターがブレないギリギリの範囲で、自分的にはかなり悪ふざけをしたつもりです」

――前野健太さん演じる二郎とのやり取りが面白いエピソードですね。

有村「そうなんですよ。前野さんはアーティストで役者が本業ではないんですけど、それだけに前野さんにしか出せないオリジナルな魅力があって、お芝居が本当に面白いんです。今回の掛け合いでもすごく引っ張っていただきました。これは前野さんに限りませんが、アーティストの方々のお芝居ってすごく感性豊かで、刺激を受けることが多いですね」

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