不朽の名作「レ・ミゼラブル」がドラマで登場!ドラマならではの見どころを解説

2020/03/15 21:00 配信

ドラマ

海外ドラマ「レ・ミゼラブル」が3月15日(日)よりNHK総合でスタート!(C)Lookout Point

3月15日(日)からNHK総合で海外ドラマ「レ・ミゼラブル」(毎週日曜夜11:00-11:45ほか、NHK総合)がスタートする。

フランスの文豪であるヴィクトル・ユゴーの名作で、ミュージカル化やドラマ化されている。今回はイギリスのBBCがドラマ化したものをNHKが吹き替え版で放送。

今回、総括プロデューサーである堀江さゆみ氏に見どころなどを聞いた。

――「レ・ミゼラブル」を放送することになった経緯を教えてください。

これまでに海外ドラマのさまざまな名作を放送している枠です。韓国ドラマも放送していますが、「戦争と平和」をはじめとするBBCの番組はとても人気です。BBCには大作である文学作品を見やすく、そして“わくわく”魅せてくれるドラマがたくさんあるんですよね。

そんな中、私たちが入手できる番組の中で1番優れていると思ったのがこの作品です。「戦争と平和」と同じ制作陣で、不朽の名作を映像化するには最高のチームということで期待があり、「レ・ミゼラブル」を放送することになりました。

――「レ・ミゼラブル」というと舞台や映画などミュージカルの印象が強い作品です。

やはり皆さん“レミゼ”というとミュージカルのイメージがありますよね。舞台や映画だとだいたい約2時間から3時間の上演だと思います。そのため原作のエッセンスは入っているものの、そこに至るまでの人間関係や時代の描写を原作からだいぶそぎ落としています。

そこでBBCはミュージカルに入りきらなかった描写も含め、原作に忠実に作っていこうとなったそうです。だからと言ってミュージカルよりも難しく描かれているというわけではありません。ミュージカル作品では欠けていたピースがはまっていくような感じと思っていただければと思います。