3月15日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)では、新型コロナウイルスの影響で「東京オリンピック2020」の延期・中止について議論されている中、爆笑問題・太田光が開催にすることについて持論を展開する場面があった。
ゲストとして番組に参加していた元JOC職員・春日良一氏が、延長か中止かの議論を進める中、太田は「今この、世界中がコロナ(ウイルス)で落ち込んでるじゃないですか。でも、俺『いだてん(〜東京オリムピック噺(ばなし)〜)』見てたんですけど」と語りだす。
続けて「(役所広司演じる)嘉納治五郎とね、阿部サダヲ(田畑政治役)が、戦争で一回東京(オリンピック・1940年開催予定)がダメになった時、『こういう時こそオリンピックで世界を元気にするんだ』っていうのは俺、あのシーンはすごくいいシーンで」と、劇中の名シーンを引き合いに出す。
「今こういう状態で世界中が落ち込んでる時こそ、逆にオリンピックの意義っていうか、世界中の人が肉体の資質の向上みたいなことも含めて、安全に、健康も含めて、世界中の人が混じり合う。一堂に会して混じり合えることができたんだって言う。
それを証明することが、みんなを元気にするし、そこを目的に、これからコロナを(僕滅していこう)っていうふうに」と、今だからこそオリンピックを開催することの意義について熱く語った。
これには春日氏も「すごく素晴らしいと思います。それこそオリンピックの理念ですし、それを(IOCの)バッハ会長もやりたいと言ってるんです」と、太田の意見に賛同した。
次回の「サンデー・ジャポン」は3月22日(日)放送予定。
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