とうとうこの日が来てしまったなという気持ちです。初めてお話を頂いた時は、特に知識があるわけではないので本当に自信がなかったのですが、「視聴者代表として、(古典芸能が)“分からない人代表”としていてください」と言っていただけたので、なんとかこの4年間続けることができました。
古典芸能の世界は皆さま生涯をかけてお稽古に励まれ、全てが血のにじむ努力のたまものなので、どの回も印象深く、私の財産となりました。古典芸能というだけで難しそうで見に行くのに勇気がいります。どこでやっているのか、チケットをどう買ったら良いのか、分からないことだらけに感じるかもしれません。
独特の世界だと思われがちですし、実際そういう一面もあると思います。しかし、たとえば意識してお能のチケットを取ろうと思ったら、そんなに高いお値段でなく、電話でもネットでも取ることができます。とにかく一度行ってみたら、ものすごく目の前が開けると思います。
番組はこれからも続きますし、変わらず楽しんでいただけたらと思います。本当に4年間ありがとうございました。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)