NHK総合ほかで10月から放送予定の平成23年度次期連続テレビ小説「カーネーション」のヒロイン・小原糸子のモデルである小篠綾子をしのぶ催しとして、『フォーエバー「お母ちゃん」Spirit of AYAKO KOSHINO』が、6月15日に大阪にて開催され、糸子を演じる尾野真千子がゲストとして登場。コシノ3姉妹と初めて一堂に会し、ミニトークショーが行われた。
尾野の第一印象についてコシノジュンコは、「私は先日、京都・太秦でだんじりのロケをした時に初めてお会いしたんですが、すごくかわいくて『うちのお母ちゃんと全然似てないな』と思ったんですよ(笑)。まあお母ちゃんの若い時は知りませんけれどもねぇ」と初対面の印象を明かした。コシノミチコは、「すごくきれいなのでびっくりしました(笑)」と語り、それを聞いたコシノヒロコは、「こんなにきれいなお母ちゃんがほんまのお母ちゃんやったら、私らどんなに美しく育ったかわからへん(笑)」と語り、会場の笑いを誘っていた。
一方、初めてコシノ3姉妹と会った尾野は、その感想について「すごいオーラを感じまして、それは私が求めていたオーラでした。やはり小篠綾子さんをイメージして描かれた人物を演じているので、その“血”というか、温もりのあるものを感じたいと思っていました。お三方と会った時にそのオーラに肌で触れられて、すごくうれしかったです」と素直な気持ちを語り、「私が思い描いていた通りの人たちでした。明るくて、素敵で、何か一つのことに夢中になってこられたんだな、と思うような素敵なオーラを感じました」と3姉妹のオーラを肌で感じられたことを喜んでいた。
また、尾野は3姉妹に「お母ちゃんって、どんな“色”の人ですか?」と質問。これに対して3姉妹は、「赤?」「紫じゃないかな」など、それぞれがインパクトのあるはっきりした色を挙げていた。この質問をした理由について尾野は、「いろいろな役を演じるうえで、どうした方がいいかな、こうした方がいいかな、とあれこれ考えて、特に実在した人物の場合はより一層、どういう風にとらえればいいかと考えるんですが、自分の中で一番よく考えることが“色”で、この人は“赤”に見えるな、とか“紫”に見えるな、とかそういうことで自分の気持ちがすごく安定するんです」と役作りで心がけている秘密を告白した。
最後に、今回のイベントのテーマが「被災地の支援」ということで、ドラマを通じて伝えていきたいことについては、「やはり“元気”を伝えたいです。朝から皆が笑顔になってくれるように、そんな“元気”を届けたいと思って今の撮影に臨んでいます」と力強く語った。
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