田中れいな、「つんく♂さんの仮歌は最高のお手本」<インタビュー後編>

2020/04/01 06:00 配信

アイドル インタビュー

モーニング娘。OG・田中れいな。卒業後はライブの他、舞台、ミュージカルでも活躍している撮影:橋本千尋


全2回にわたる、モーニング娘。OG・田中れいなへのロングインタビュー。後編では「大事に歌った」という、つんく♂から送られたソロ曲への思いや、田中が歌いこなす“つんく♂歌唱”などについて、話を聞いた。

気合が入る“めっちゃどセンター!”


――ご自身のライブでは懐かしい曲も披露されていますが、グループ在籍当時で好きな曲、思い出深い曲があれば教えてください。

田中れいな:思い出深い曲は、やっぱり自分がセンターだった曲ですね。「シャボン玉」はデビュー曲の上にセンターだったし、「Ambitious! 野心的でいいじゃん」もセンターで始まる曲で、記憶に残っています。

よく「基本、センターにいるじゃん」と言われるんですけど、そうじゃないんですよ。私の中では「めっちゃどセンターじゃん!」という曲が本当のセンターで、気合が入るんです。それはなぜかというと、ダンスレッスンのときから「よっしゃ、やるぞ!」って力が入るからです。レッスン、好きじゃなかったから(笑)。

ユニットだと、(夏焼)雅、(鈴木)愛理ちゃんとの あぁ!。「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出演したとき、最年少ユニットだったんですよね。私が14歳で、雅が11歳、愛理ちゃんなんか9歳で、「よく頑張ったね!」って思います。私がリーダーで、モーニング娘。と両立で、「カッコ良くない!?」って思いながらやっていました。

ユニットものは全部楽しかったですね。High-King、エレジーズも。選ばれたといううれしさもあるし、いつもと違う環境は新鮮でした。