田中れいな、「つんく♂さんの仮歌は最高のお手本」<インタビュー後編>

2020/04/01 06:00 配信

アイドル インタビュー

「ロックの定義」はグループ卒業時につんく♂から送られたソロ曲。「つんく♂さんからの最後のプレゼントだと思って、大事に歌った曲です」(田中れいな)撮影:橋本千尋


テンション上がる「ロックの定義」。後輩披露に「頑張れ!!」


――昨年のモーニング娘。’19の秋ツアーでは、田中さんのソロ曲「ロックの定義」を加賀楓さん、横山玲奈さん、森戸知沙希さんで、そしてロッキーズ(道重さゆみ田中れいな)の「私の時代!」を野中美希さん、牧野真莉愛さん、羽賀朱音さんで披露していました。見ていてどんな印象でしたか?

田中れいな:「頑張れー!!」ってなりました! 「ロックの定義」はリズムが本当に難しいんですよ。

――リズムの厳しいハロプロ楽曲の中でもダントツですね。

田中:しかも言葉が詰め込まれていて、歌詞をしっかり伝えながらのあの速いリズム、音程も外さずに歌うのが本当に難しくて。当時の私もよく歌えたなと思います。

「ロックの定義」は、つんく♂さんがモーニング娘。を卒業する私に書いてくださった曲で、他にも頂いたソロ曲はありますけど、“田中れいな宛て”に書いてくださった曲は、初めてのソロ曲「キラキラ冬のシャイニーG」と、この「ロックの定義」だと思っています。つんく♂さんからの最後のプレゼントだと思って、すごく大事に歌った曲なんですよね。

思い入れが強いので、イントロが流れ出したときはテンション上がりました。自分の在籍当時の歌、卒業後の好きな曲も高まるんですけど、それとは違う上がり方ですね。「うわぁ! キターー!!」って。前のめって、リズム取りながら見て、今すぐにステージに飛びたいって思いましたもん(笑)。

――「私の時代!」を歌った羽賀さん、牧野さんは「赤毛のアン」を見に来ていましたね。

田中:めっちゃうれしかったです! 2人は他の舞台も見に来てくれて、最近はれいなちゃん(横山玲奈)も来てくれるんです。レギュラーメンバーになってくれるとうれしいな(笑)。