TVアニメ「SKET DANCE」に、GACKTが声優として出演することがわかった。「SKET DANCE」とは、主人公ボッスンらが「スケット団」として、学校内での悩み事や事件を解決していく物語。GACKTが登場するのは、ボッスンらが在籍する開盟学園の学校行事「カイメイ・ロック・フェスティバル」の回。これは、生徒の有志で結成されたバンド数組で行われるコンテスト形式のライブイベントで、優勝バンドのメンバーはヒーローとなれる。
ボッスンらは、バンドThe Sketchbook(ザ・スケッチブック)を結成して参加。ひとりの生徒の心を動かすために、演奏をすることに。
GACKTは、そこに登場するヴィジュアル系バンドに心酔する人気キャラクター“ダンテ”役を演じる。“ダンテ”は、ビジュアル系ロックバンドに心酔し、ビジュアルはもちろんのこと、発言も独特の世界観に包まれた個性あふれるキャラクター。実は原作者もGACKTをイメージして作ったと認めている。さらに、声優としての出演だけでなく、ビジュアル系バンドJardiN(ジャルダン)のボーカルとして、オリジナルソング「生きとし生けるすべてに告ぐ」を熱唱する。
実際にアフレコに参加してみて、「このアニメはとにかく会話のテンポ感がすごいんだよ。会話劇だから、お互いの間や掛け合いを大切にしているんだ。3本のマイクにたくさんの声優の方々と入れ替わりながら一緒に収録するのは普通のアフレコの収録と違って、誰かがセリフをかんでもアフレコを止めないでとにかく最後まで行くやり方。これは初めての経験だった。だから、アフレコしていて楽しかったよ。すごく面白かった」とコメント。また、「声優の時は、僕のイメージを前に出してもらいたいってことでイメージを変えないように持っていこうと思ってやった。歌に関しては、スーパー高校生級っていうオファーがあったからね。しかも、ダンテは普段はすごいおとなしいんだけど、ライブになるとすごいんだ。だから、レコーディングが終わった後に、こんなに歌がうまい高校生いないよ!?ってプロデューサーには一応伝えたけどね(笑)。ぜひダンテのパフォーマンスを楽しんでもらえるとうれしいな」とキャラクターとしての歌唱、GACKTとダンテの歌い方の違いについて語った。
“ダンテ”率いるJardiNは、このロックフェスのトップで演奏し、その技術力と世界観で観客を魅了する。なお「カイメイ・ロック・フェスティバル」の放送は7月の予定。
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