NHKと日本民間放送連盟(民放連)は、7月24日(日)に迫ったアナログテレビの放送終了(岩手県、宮城県、福島県の東北3県は除く)に向け、7月1日(金)以降の地上波のアナログ画面を使用した特別周知対応を取りまとめた。
7月1日(金)から24日(日)の昼0:00までは、アナログ放送のテレビ画面の左下部分でアナログ放送終了までの日数をカウントダウンする。この字幕スーパー表示は、NHKでは一部地域で時間が限定されるほか、民放地上波テレビ各社ではCM時を除くものの、基本的に常時映し出される。また、アナログ放送終了周知のブルーバックお知らせ画面も定期的に挿入。ブルーバックには、総務省地デジコールセンターの電話番号が表示されるが、同センターは7月18日(月)以降は24時間運用となる。
7月24日の昼0:00にアナログ放送の番組は終了。アナログ放送番組が終了したことを伝えるお知らせ画面がしばらく放送された後、同日夜0:00(25日・月午前0:00)までには完全停波し、画面は“砂嵐”状態になる。
この措置に先駆け、NHKと民放連では「アナログ放送終了まで、あと1か月!」と題した地デジPRミニ番組を東北3県を除く全国で放送。一連の周知活動の説明と、早急なテレビのデジタル対応を呼び掛ける。ちなみに、関東地方では、NHK総合とほぼ全ての民放地上波各社で6月25日(土)早朝の放送を予定。
また、BSアナログ放送についても7月24日に放送を終了するが、NHKは、アナログのBS1とBSプレミアム画面を用いた周知対応については、地上波とほぼ同様に行う。一方、WOWOWについては、7月1日より逆L字画面で画面上部にコールセンターの電話番号とホームページの案内を、画面左側に7月24日にアナログ放送が終了することや、10月よりハイビジョン3チャンネル化することを表示。7月24日の昼0:00にアナログ放送番組は終了し、そのお知らせ画面に移行したあと、同日夜0:00(25日午前0:00)までに完全停波する。
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