3月17日に最終回となる第10話を放送。由貴子(仲間由紀恵)が生きていることを知った圭太(向井理)は、瞳(山田杏奈)のためにも今度こそ決着をつけようと決意する。と同時に、“10年前の火事の夜”の出来事について、どうしても由貴子本人に確かめたいことがあった。
奪われたパスポートを取り戻すために、必ずもう一度接触してくると考えた圭太は、由貴子からの連絡を待つ。
一方、翼(松村北斗)は新聞記者の只見(長谷川朝晴)の手を借り、10年前に母親を死に追いやった長沼(佐野史郎)を糾弾しようとするが、決定打に欠け、あと一歩のところで攻めあぐねていた。その状況を聞いた宇都宮(渡部篤郎)は、切り札である証拠を手に、社長室に乗り込み、偽装建築を公表するように迫った。
由貴子から連絡を受けた圭太は2人きりで会い、10年前の秘密を聞いた。キャンプ場で瞳を探していた由貴子は、偶然長沼を見かけたことで脅迫し、顧問弁護士となった。しかし、脅されたことが忘れられず、信用できないと長沼は顧問弁護士の座を下ろそうとしていたのだった。
10年前の真相が明らかになるとともに、由貴子は“母”にはなれなかったが、圭太も由貴子も互いを思っていたことは確かめられた。
圭太は警察には由貴子と会えなかったと嘘をついた。瞳も圭太のもとに戻り、「新たな秘密を抱えて生きていく」という圭太のナレーションで幕を閉じた。
向井や仲間、圭太の母を演じた名取裕子らと共に、複雑な役どころを好演した松村にも称賛が集まった。
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