――初めてのDVDのリリース、おめでとうございます。
紺野ぶるま:ありがとうございます!
――まず、アダルトDVD風のジャケットに驚かされました。
紺野:このジャケットは、実はライブのチラシとほぼ同じデザインで。そのチラシもDVDのパッケージ風になっていて、ちゃんと背表紙もあるんです。写真も、水着とかセクシーな衣装を着て撮ろうかなとも思ったんですけど、服を着てるのにアダルトDVDを連想させるお笑いライブのチラシっていうのが、下品といえば下品なんですけど(笑)、なんか粋だなと思って。で、こういうチラシを考えたときから、これが本当にDVDになったら超面白いなと思っていたので、夢がかなった感じでうれしいですね。
――本編のライブは、過去10年間のお気に入りのコントと初出しの新作コントで構成されていますが、特にお薦めのコントは?
紺野:全部お薦めなんですけど…強いて言うなら、去年の「(女芸人No.1決定戦) THE W」でも披露させていただいた「先生」ですかね。
――紺野さん扮する女性教師が、卒業式の日に、生徒たちに向かって「先生は働かずに生きていきたい!」と演説を始める、という問題作ですね(笑)。
紺野:実は「THE W」でやったとき、あんまりウケなかったんですよ(笑)。でも自分としては、本当にすごくいいネタだと思うので、DVDでもう一回見てほしいなって。
あと、「駅員」も気に入ってます。これは、今年の「R-1ぐらんぷり」の敗者復活戦でやったネタなんですけど、テレビではまだ一度も披露できてなくて。早くテレビでやりたいネタのひとつなんです。本当は1年前、去年の「R-1」で披露したかったんですけど、去年は決勝にも行けず、準決勝でスベっちゃいまして(笑)。でもその分、ブラッシュアップを続けてきたネタなので、かなり成熟していると思います。
――「駅員」をテレビで披露したら、(コントの舞台である)高崎の界隈でも盛り上がりそうですよね。
紺野:確かに。高崎駅から仕事来ないかなぁ、一日駅長とか(笑)。
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