――「百花繚乱」では、初のミュージカルシーン、殺陣シーンともに見事でした。
ほんとですかっ!ありがとうございます。うまく歌わなくちゃって、すごく必死だったんです。
でも、演出の栗原(彰文)さんからは、「ミュージカルは、歌のうまい下手よりも、気持ちが大事なんだ」っていう言葉を掛けてもらったんです。
だから、歌を歌う時…ミュージカルシーンは、今どんな気持ちなのか、なぜそう思うのか、ということを明確に理解できるように、役の追求を重ねていきました。
結果、歌も芝居の延長線上にあるんだなっていうことに気付くことができて、自分で感動しました。
――殺陣も、きちんと刀を振り抜いていて、さまになっていました。
ありがとうございます。アリスインプロジェクトからのキャストも、初殺陣の人は多かったはずですが、技術面はさておき、剣舞プロジェクトさんの皆さんにも、気合の面では負けていなかったと思います。
みんなができる全力で毎日取り組んで、日々成長を重ねていけたんじゃないかって、いい作品をお見せできたんじゃないかって、感じています。達成感を持てました。
ただ、今考えれば、(白石が演じた)みなみのリーダー感をもっと追求できたのではないかという思いもありますので、再び同じ役を演じることができたら、もっと成長したみなみを表現したいです。
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