3/25(水)にBlu-ray「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva」をリリースする超特急。3枚組の今作には、昨年末に行われた大阪・大阪城ホール公演と年始の東京・代々木第一体育館公演が収録されている。短期間のうちに行われた公演だったにもかかわらず、大阪と東京では半分以上異なる内容でのライブを披露した彼ら。インタビュー前編では、それぞれのライブに込めた思いや、ライブ中に感じた8号車(ファンの呼称)たちの意外な反応について語ってもらった。
――年末の大阪公演と年始の東京公演は、舞台セットも内容も全く異なるものでした。演出はユーキさんが担当されたとのことで、それぞれイメージしていたことを教えてください。
ユーキ:大阪公演は8号車のみんなへの感謝の気持ち、それからクリスマスの要素も含めて構成を考えました。逆に年明けの東京公演は、お正月らしさも出しつつ、2020年に向けた勢いや僕らの新しい挑戦も見てもらえるような内容を意識して作りました。
――内容を詰めていくにあたり、最初にどこから決めていくんですか?
ユーキ:大体の舞台セットが固まった後、それ見て、このセットに合う曲はこういう感じかなって話し合いが始まっていきます。逆を言えば、セットが決まらなきゃ何も決められない。
――タカシさんは大阪公演の舞台セットを見たとき、どんな印象を持ちましたか?
タカシ:まさにクリスマスという感じの、かわいらしいセットだなという印象でした。でも、曲やセクションによってちょっとチェンジする部分もあったりして、超特急らしいいろいろな場面を見せてくれるようなセットだし、セットリストだなと思いました。
――リョウガさんは東京公演のセットについて、どう感じましたか?
リョウガ:“ザ・お正月”という感じのおめでたい雰囲気がありながらも、あしらわれた干支のネズミは思っていたものと何か違う……あ、人によってですよ(笑)。目と体が紅白になっていて、あ、そっちなんだ!って思ったりもしましたけど(笑)、ライブが始まる前からすごく圧倒されるような空間になっているなと思いました。あとはやっぱり、あのムービングステージですよね。あれは僕たちもテンションが上がる演出でした。
――前回のインタビューでユーキさんが話していた、「年末年始のアリーナツアーでは“距離の革命”を起こす」という言葉通りの演出で。観ている側もすごくテンションが上がったのですが、あの上で踊るのは怖くなかったですか……?
ユーキ:めっちゃ揺れました。
カイ:でも、本番より、通しリハーサルでセットを組み立ててやったときの方が怖かったですね。本番は僕らもテンションが上がって、アドレナリンが出ているから恐怖心とか全くなくて。だから、みんなリハーサルのときよりもステージの端っこまで行って下を見たりとかしてましたね。
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