<スカーレット>喜美子(戸田恵梨香)、病気の武志(伊藤健太郎)との“愛”あるやりとりに視聴者感動

2020/03/25 12:17 配信

ドラマ

「スカーレット」が1位


WEBサイト ザテレビジョンでは、3月24日の「視聴熱(※)」ドラマ デイリーランキングを発表した。

1位「スカーレット」(毎週月~土曜朝8:00-8:15、NHK総合)6751pt


3月24日に第146話を放送。完成した武志(伊藤健太郎)の大皿が小さな音を立てていることに気づいた喜美子(戸田恵梨香)。本焼きした陶器を冷ましている間にヒビ模様が入る“貫入”という現象だが、武志は”生きている“皿に勇気をもらう。

しかし日に日に武志の食欲が落ちて、案じる喜美子。ある日、喜美子の工房を信作(林遣都)とともに市役所の若手職員が訪ねてくる。信楽の作品を集めた陶芸展に喜美子の陶芸教室から出品してほしいと頼まれ、喜美子は快諾する。

喜美子は展示会のほかに、陶芸展に参加するため忙しくなることを武志に伝えた。武志は「なぁ、『みんなの陶芸展』参加せえいうこと?」と聞くが、喜美子は「そんなこと言うてへんやん」と返した。

さらに「お母ちゃんの作品の横に俺の作品並べていい?」と武志が言うと、喜美子は「あかん。親の力借りて出品するのか。参加するんやったら自分で言い」ときっぱり。そして、武志は新たな作品作りにとりかかった。

前半では食欲がない武志に、「あんたが生きていくことしか考えてへんねん。生きていくために食べてください」と言った喜美子。後半は素っ気ないような態度ながら、創作意欲がわくように武志の背中をそっと押した。

母として、陶芸家としての愛情を感じる喜美子らしいやりとりが感動を呼んだ。