大林宣彦監督の“集大成”として話題を集めている、4月10日(金)公開の映画「海辺の映画館-キネマの玉手箱」より、稲垣吾郎、武田鉄矢、村田雄浩の姿が写し出された“薩長連合”集結の場面カットが解禁に。稲垣、武田、村田の3人からコメントが到着した。
本作は、閉館を迎える尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」を舞台に物語が展開。
映画館の最終日に「日本の戦争映画大特集」のオールナイト興行を見ていた女子学生・希子(吉田玲)をはじめとする若者3人が、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープし、戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島へと時代を駆け巡るという内容だ。
今回到着した場面カットでは、幕末維新に倒幕に奮闘した大久保利通(稲垣)、坂本龍馬(武田)、西郷隆盛(村田)が一堂に会し、日本の行末について談笑するシーンが切り取られている。
これまでも幾度も龍馬を演じてきた武田は、本作で人生最後の「龍馬」役と断言。榎本健一&三木鶏郎で有名な「武器ウギ〈無茶房弁慶〉」をカバーして本作のためにレコーディングし、エンディング曲を歌唱している。
大林組と各キャストのつながりは、稲垣は、大林監督が「ゴロウ・デラックス」(2011~2019年、TBS系)に出演した際、監督から「次の僕の映画に出てよ」と言われ、本作の出演に至った。
大林組常連の村田は、映画「理由」(2004年)以降、全作品に出演。武田は、監督の前作「花筐/HANAGATAMI」(2017年)に続く出演となっている。
以下、3人からのコメントを紹介する。
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