「SCHOOL OF LOCK!」とーやま校長、10代と向き合った10年間で築いたもの「最初は良いことを言おうとしか考えていなかった」<インタビュー前編>

2020/03/26 18:00 配信

芸能一般 インタビュー

「SCHOOL OF LOCK!」のパーソナリティーを務めるとーやま校長(遠山大輔)

生徒に言いたいことはいくらでもある


――2019年9月にあしざわ教頭(芦沢ムネト)が退任されてから、この半年間はお一人で番組を進行されてきましたが、大変さを感じることはありましたか?

いろいろ大変なところもありましたけど、生徒と喋ることに関しては、1人も2人もそこまで変わらない感じでした。それ以外のところで、お知らせの時間は、1人だと大変だなと。息継ぎができないし、ふざけられないし。

――ツッコんでくれる人もいないですもんね。

告知をふざけたところで、戻すのは結局自分なので、1人でマッチポンプをしても仕方がないなと思って、そういうのはやめようとは思いましたけど。電話で喋っているときは1人でも変わらない感じでした。

――その後、ご自身も退任を発表され、より多くの生徒と向き合ってこられたと思いますが、やり残したことや心残りなことはありますか?

キズナ感謝祭を7時間やって、もうなくなった気がしたんですよ。

――キズナ感謝祭の最後に行われた退任セレモニーの際、配信のコメント欄には「今日で終わり?」といった書き込みが多くありました(笑)。

職員(スタッフ)のカヲル先生も「これ校長の走馬灯だよね」と。次から次へとゆかりのある人が出て来て、ようぺ(Alexandros・川上洋平)も、高橋ひかるちゃん、Aqoursのお二人、LiSAさんとも、この立場で会えるのは本当に最後だったと思いますし、ああいう機会を作っていただいて、本当によかったなと思います。

生徒に言いたいことはいくらでもあって、3月31日(※退任日)には出し切りたいとは思っていますけど、それが終わったとしてもたぶん出てくると思うので、難しいですね。やってみないと分からないです。

※高橋ひかるの「高」は「はしご高」が正式表記

※後編は3月27日(金)に配信予定