古くは1970年代のマーク・ボランやデヴィット・ボウイに始まり、クイーンやローリング・ストーンズ、日本では忌野清志郎やビジュアル系ロックバンドたちに影響を与えたグラムロック。
そのテイストをよりはっきりと打ち出す形となった今回のビジュアル刷新。ナオは「間口が狭いと、奥まで知ってもらえる前に入ってきてもらえない。だから、ちょっと広げてみてもいいのかなって。怖がらないで、入ってみて!案外ポップなの!みたいな(笑)」とシフトチェンジへの思いを明かす。たしかに、新ビジュアルで挑んだ「リトルサマーベリーオレンジミルク」MVは、どこか懐かしい朗らかさのあるロックナンバーだ。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、現在多くのライブハウス、そしてアーティストたちがライブ活動の自粛を余儀なくされている。首振りDollsも例外ではない。
だが、3人は変わらず前を見据えている。ナオは「ここのところイベント等の自粛要請があったりして首振りDollsとしても何本かライヴを中止せざるを得ない状況にあり、楽しみにしてくれていたみんなを悲しませてしまったりもしたので、この曲と新たなアートワークが、みんなを少しでも元気にしてくれたらと思っています」と、このタイミングでの新ビジュアル公開に込めた想いを吐露。
ジョニーが「いかにライヴハウスが大切な場所かっていうことが分かったし、そこを守るためにも、応援してくれて、俺たちの音楽を守ってくれるみんなの居場所を守るためにも、俺たちはいい曲作って、いいライヴして、この先も恩返ししていけたらなと思います。俺たちには音楽しかないから、音楽で恩返ししていくしかできないから、とにかく負けずに頑張ります!」と語れば、ショーンも「実際今、頑張って新曲作ってますからね。どれもみんなすごくいい曲だから、早くみんなに聴かせたい!」と頷く。
「音楽はなくならない!ロックは永遠に終わらない!」。そんなロック魂あふれるメッセージを口にする首振りDollsに、そして音楽界に幸あれ!
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