『遊☆戯☆王SEVENS』石橋陽彩×八代拓インタビュー!八代「陽彩くんの人間性が現場の温かさになっている」

2020/03/28 12:00 配信

アニメ インタビュー

座長の人間性が現場に反映されている


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――演じる上で気を付けたポイントはありましたか?

石橋陽彩:小学生ということもあって、明るく元気に声のトーンを上げることは意識しています。

でも、元気そうに見えてクールなところもあるので、感情の使い方とか声の出し方は気を付けています。

八代拓:一番気を付けているのは全部“本気”ということです。ルークは、はたから見ると「うそだろ…」って思うような行動をしたりとか、ある意味ボケてるのかなって思う一面もあるんですけど(笑)、ルーク自身は全部本気で、その中にうそはないんです。

デュエル同様、全てのセリフを“彼の中の真実”として言う、ということは意識しています。

――アフレコ現場の雰囲気はいかがですか?

石橋:テレビアニメの声優をやらせていただくのは初めてで、皆さんと一緒に収録をするというのが硬い感じかなと思っていたんですが、現場は明るくて、皆さん優しいので、分からないことはすぐ教えてくれます。

先輩ばかりなので、毎回勉強させてもらってます。

八代:すごくあったかくて、作品同様ハートフルな空気感があります。

僕は常々思うのですが、そういうのって座長(主役)の人間性がそのまま現場の雰囲気に反映されると思うんですよね。本人が何かするってわけではないけど、そこは陽彩くんの温かさが現場の温かさになっているんだと思います。

以前、いつもお世話になっている花江(夏樹)さんが僕をいじってじゃれ合っている時、陽彩くんが「たまに八代さんがいじられているのを見て、胸がきゅっとなる」という話を聞いて、「なんて心が温かい人なんだ!」と(笑)。

この温かみが現場の温かみになっていると思いますし、花江さんをはじめとした先輩方も気さくに声を掛けてくれるような、優しい現場になっています。

作品の見所は「デュエルの爽快感」と「ギャグのシュールさ」


「遊我と違って僕は直感型」と語る石橋陽彩


――石橋さんはテレビアニメは初出演でしたが、制作上の違いに戸惑ったことはありましたか?

石橋:以前までは、ヘッドホンを付けてデモの音を聞きながら一人でやることが多かったです。

だから、皆さんと一緒に収録をする経験がまずなかったので、マイクの位置取りとかいろんなことが初めてで、1、2話まではすごく緊張していました。

――先輩方からアドバイスはありましたか?

石橋:八代さんからは、キャラのセリフの言い方や感情の入れ方など、いろいろなことを教えていただいて、いつも助けてもらっているので感謝しかないです。

八代:僕自身、教えるような立場では全くないんですけど、人に伝えることで自分も学べることもあるので、この現場では言ってみようと思ってます。そういう意味では、僕も陽彩くんに感謝しています。

――注目してほしいというシーンやポイントなどがあれば、お聞かせください。

石橋:何より「ラッシュデュエル」ですね。今回は、初心者にもやさしい簡単なルールになっているので、小学生でも遊びやすいものになっています。

アニメでも「ラッシュデュエル」は爽快でスピード感があるので、楽しい作品になっていると思います。

八代:「ラッシュデュエル」の爽快感もありますが、ポップさも含んでいて、初めて「遊☆戯☆王」の世界に触れる方や、カードゲームをやったことない方も楽しめる作品だと思います。

あとは、脚本がすごく面白いです。ギャグの面白さやシュールさもあって子どもと一緒に親が見ても楽しめる奥深さがある作品になっていると思います。

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