渡辺直美が「NHKスペシャル デジタル VS リアル」のシリーズアイコンに!「『デジタルな自分』が本当の自分なんじゃないかなって」

2020/04/04 17:00 配信

芸能一般

4月5日(日)と4月12日(日)に放送される「NHKスペシャル デジタル VS リアル」に渡辺直美が登場(C)NHK

4月5日(日)と4月12日(日)に放送される「NHKスペシャル デジタル VS リアル」(夜9:00-9:50、NHK総合)でシリーズアイコンを務める渡辺直美からコメントが寄せられた。

テクノロジーの進化で生まれる新たな時代を見つめる同シリーズ。4月5日(日)に放送される「第1回 フェイクに奪われる“私”」では、氾濫するうその情報=“フェイク”について、4月12日(日)放送の「第2回 さよならプライバシー」では、SNSや地図アプリなどからデジタル世界に生み出すことができる“もう一人の自分”「デジタル・ツイン」を特集する。

シリーズアイコンの渡辺は、6時間にわたる撮影で「リアルナオミ」と「デジタルナオミ」を演じた。「デジタルナオミ」とはCGで合成した渡辺。通常のカメラだけでなく体の位置をとらえるセンサーを使い、渡辺の体の動きをデータで収録した。

『デジタルな自分』が本当の自分なんじゃないかな


渡辺は撮影の感想について「最新技術を使った撮影の経験があまりなかったので、できあがりがすごい楽しみです。今回は私自身とフェイクの自分という2人を演じてすごい怖くなってきました。

『ネットの自分」とか『リアルな自分』ってあまり向き合った人はいないと思うんです。今はネットから色んな情報を得るから、『ネットの自分』と『リアルな自分』というのを区別したことはなかったんです。けど、よく考えたらネットの自分って、リアルな自分とは違うなあって思いました。個人の情報の問題だったりとか、色んな危ないこともあるなというのが勉強になりました」と自身の経験を振り返りながら語った。

また、 デジタルの自分とリアルな自分の二面性について訪ねると、「悲しいかな、『デジタルな自分』が本当の自分なんじゃないかなって、私は思っています」と回答。「リアルって人付き合いとか仕事とかがあって、『この場はこう言った方がいい』というのがあると思うんです。ですが、自分の家に帰ってSNSやネットニュースを見ながら検索するものって、自分の奥の本当の自分が出る場所なのかなって思うんです」と本音を明かした。

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