渡辺直美が「NHKスペシャル デジタル VS リアル」のシリーズアイコンに!「『デジタルな自分』が本当の自分なんじゃないかなって」

2020/04/04 17:00 配信

芸能一般

4月5日(日)と4月12日(日)に放送される「NHKスペシャル デジタル VS リアル」に渡辺直美が登場(C)NHK

「フェイクを事前に防止するというか」


4月12日(日)放送の「第2回 さよならプライバシー」では、 個人の検索履歴からその人物像を暴いていくシーンがある。

これについて「検索履歴ってふと思ったものが現れていますから、それは見られたくないですよね」と渡辺。「前に友達にスマホを見せたときに、検索履歴がでてしまっていて、一番上に『パラレルワールド』って出ていたんです。友達は『え?何?パラレルワールド調べてるの?』って(笑)。別に変な言葉ではないんですが、自分のふとした瞬間を見られている気がして…。

自分の日記を見られるのと一緒ですよね。誰にも見られていないと思って、自分の鬱憤(うっぷん)とか書いたものをいろんな人に見られちゃうような気がしますよね」と語った。

また、4月5日(日)放送の「第1回 フェイクに奪われる“私”」では、世界中で混乱を巻き起こしている「フェイク」を特集。

渡辺は、「私は事実を伝えるために、自分から発信することを多くしていますね。例えば友達の男性と2人で食事に行く場合、もしかしたらカップルだと思われることがあるじゃないですか。だから、そういう記事が出る前に自分のSNSで今日は親友とご飯を食べましたって載せたりします。フェイクを事前に防止するというか」と自身のフェイクニュースとの向き合い方を明かす。

さらにフェイクニュースについて、 「例えば芸能ニュースなら、芸人になってラッキーだなと思うのが『あれ、本当なんですか?』と本人に聞けること。なので、自分で色々と調べたほうがいいなと思っています。だから人から聞いた話も全部調べますね。しかも1つの記事を頼りにするんじゃなくて、色んな角度からの記事を見て。本当かうそか分からないなら触れないでおこうとか、これは確実だなと思ったら、載せたりします」とコメント。

「特に震災とか災害のときは、私はすごく意識しています。こういうの載せてくださいとかDMにたくさん来るんです。現地の方のDMよりも、現地にいない人からのDMがいっぱい来ます。東日本大震災のときは、ツイッターで人を助けたいからこその拡散というのがすごく多くて。私も当時、分からなくて人を助けたいと思ってフェイクのものを拡散してしまったことが1度あるんです。そうしたら『その人はもう助かっています』とか『2日前のものです』とかあって。拡散するときは自分でちゃんと調べて、どういう情報を拡散していくのかをそのときにすごく学びましたね」と自身の経験を交えて語った。





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