山田孝之主演「ステップ」(近日公開)で、伊藤沙莉演じる保育士“ケロ先生”の初登場シーンが解禁。コントのような豪快な“ずっこけ”を見せている。
「ステップ」は、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一(山田)と残された幼い娘・美紀、そして2人を取り巻く人々の成長の物語。
妻に先立たれ、再出発を決意した健一と美紀による、2人きりの子育て人生のうちの10年間を優しく描き出す。
今回解禁されたのは、健一とケロ先生が出会う美紀の初登園シーン。初めて保育園を訪れた健一親子に駆け寄るケロ先生だが、いきなりコントさながらの“ずっこけ”を披露。
さらに、“ケロ先生”というニックネームについて「天賀、アマガエル、ケロケロ鳴く、の三段活用といいますか…」とユニークに解説し、健一も思わず笑顔に。
明るく親しみやすいケロ先生に、健一が「いい先生に当たったみたいだな」と安堵(あんど)の表情を浮かべ仕事へ向かう、新たな“ステップ”に進む重要なシーンとなっている。
実は、脚本段階からケロ先生の役を熱望していたという伊藤。「ケロ先生がやりたいですって、ずっと言っていて。言ったからには、絶対にがっかりさせられないと思ったし、出番はそこまで多くないけど、健一さんと美紀ちゃん親子に伝えられることってなんだろうと考えながら演じました」と明かす。
実際に、本編では子どもたちには明るく楽しく接し、一方で健一には美紀の抱えるに不安な気持ちを真剣に伝えるなど、見ているだけで胸が熱くなるような、伊藤の思いが込められたシーンも。
これまで何度か山田と共演しているが、「初めて見る山田さんで、ちょっと緊張しました」と振り返る伊藤。
「保育園のシーンでは、山田さんは見たことのない、柔らかい顔をしていました。その前の作品では、柔らかくない人の役だったから(笑)。でも、パパの顔をしているのってあまり見られないから、それはすごく新鮮で、陰からずっと見ていました」と、貴重な山田の“パパの顔”について話した。
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