the Raid.が中野サンプラザで無観客ライブ開催「前を向いてやっていきたいという気持ち」

2020/03/30 00:00 配信

音楽 インタビュー

【写真を見る】ライブを終えたthe Raid.が、胸中を語った


今後の活動に向けたメッセージ


――今後の活動はどうなりますか?

星七:中止にしたことで経済的な被害も及んでいるのですが、活動を止めることは選択肢としてありません。この状況を糧に、次からまたスタートしたいと思っています。

今回の状況を受けて、次のツアーのタイトルを「ピンチはチャンス」にしました。こういうピンチだからこそ新しいスタートを切って、いい方向に持っていけたらと思います。

――7月リリースの次回シングルは、どんな楽曲になっていますか?

星七:少女漫画の王子様がテーマになっています。女子の恋する気持ちを応援する曲になっています。恋ではかなわないことの方が多いと思いますが、聞いていただいて女子力アップに貢献できたらと思います。

――今回中止にしたことで、製作費1000万円の負担が発生したそうですね。クラウドファンディングを計画しているとのことですが、クラウドファンディングをやろうと思ったキッカケは?

星七:ファンの方のお母さまをはじめ、「クラウドファンディングをやってみたら」というアドバイスを頂きました。僕たちは思いつきもしなかったのですが、そういった提案もありまして、取り組んでいます。

――今後の活動の意気込みをお願いします。

一陽:「悔しい、悔しい」で終わるのではなくて、今回のことがあったからこそ先の未来があるのではないかなと、前向きに捉えています。

テンシ:こういう事態になることもあるので、日々全力でバンド活動を頑張って、お客さんも会いに来られるときに、会いに来てほしいなと思います。

星七:中野サンプラザホールをファンのみんなと一緒に迎えることが一番の夢だったのですが、それができなかったからといって、the Raid.が終わるわけではありません。それ以上の、もっと大きな会場にみんなを連れていくことができるように、前を向いてやっていきたいという気持ちが生まれました。

由羽:無観客ライブも、こういう機会だからこそできました。この機会を得ることができたことに感謝して、前を向いていきたいです。

bo_ya:バンドなのでもちろんライブはしたいのですが、これまで自分たちでやってきたので企画力のあるメンバーもいます。

こういう状況の中でも新しいことを考えて、対面して会えなくてもネットなどを利用して、ファンの方と接するイベントもしていきたいです。まさに「ピンチはチャンス」ということで頑張っていきます。