3月28日に最終話が放送され、半年にわたる主人公・喜美子(戸田恵梨香)をめぐる物語が終結。作品、そして戸田をはじめとするキャスト陣、スタッフへねぎらいの投稿などが相次ぎ、反響が続いた。
3月23日~28日の最終週「炎は消えない」は、信作(林遣都)の発案で「みんなの陶芸展」を開くことに。喜美子は陶芸教室の生徒とともに自らも出品しようと決める。白血病とたたかう武志(伊藤健太郎)もさらに作品を作りはじめる。
いよいよ「みんなの陶芸展」が開催されると、照子(大島優子)の家族をはじめ、草間(佐藤隆太)やちや子(水野美紀)らが訪れる。ジョージ富士川(西川貴教)もやってきて、喜美子が陶芸家として活躍していることを喜んでくれる。
ジョージの呼びかけで大きな紙に「今日が私の一日なら」を書くことに。変わらぬ日々は特別な一日であるという武志の思いに、喜美子はみんなで琵琶湖へ行くことを思いつく。
28日の最終話となる第150話では、陶芸展が終わり、工房で作品を作る喜美子と武志。すると、喜美子は武志に「ギューしたろか」と言う。武志は「ええに決まってるやん」といったんは答えるが、恥ずかしがる。喜美子はおかまいなしに抱きしめると、武志は「幸せやで」とつぶやいた。
そして物語は2年後へ。ナレーションで「武志は26歳の誕生日を前にして旅立ちました」と亡くなったことが明かされた。そして、工房に医師の大崎(稲垣吾郎)がやって来て武志が亡くなる3日前のことを、また八郎(松下洸平)は「死なさへん」と言ったことを悔やむ喜美子に「俺を生んでくれてありがとう」という武志の言葉をそれぞれ伝えるのだった。
ラストは陶芸を続ける喜美子が穴窯をたくシーン。最後まで“日常”を描き続けたことに視聴者からは称賛が寄せられた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)