――今作に出演する前と後で「結婚」に対するイメージは変わりましたか？
堀田：バリキャリOLの沙代は、仕事に夢中になって、気付いたら29歳になっていて周りは結婚、出産を経験していて…自分だけ独り取り残されているという気持ちになっているキャラクターなんです。
私は今27歳で、仕事を全うしたいタイプだったのですが、演じたことで2年後の自分を見ているような気持ちになったので、もっと積極的に行動しないと幸せはつかめないのかなと思いました。
瀧本：私の周りの友達が早々に結婚や出産を経験しているんですが、私はどこか他人事というか…自分はまだ先かなと思っていたんです。
でもこの作品に出会って、29歳って自分の実年齢ともそんなに変わらないですし、「あれ、そんな流ちょうなことを言ってられないのかも…！」と思い始めました。
自分が大好きな人と巡り会って、すてきな機会とタイミングがあったら結婚したいなと思いました。
筧：子どもの頃は「いつかお嫁さんになる」と当たり前のように思っていたのが、だんだん「結婚する」ということが時代的にも当たり前ではなくなってきて、いろんな生き方があるなと感じています。
演じる前に、「結婚」について自分なりの解釈ができたらと思って考えてみたんですが、(結婚)していない時点では全然分からなかったんです。
でもこの作品に携わって、結婚に向けての女性の現実的な気持ちですとか、結婚したらこういうことがあるかもしれないという想像ができたり、すごく考える時間は増えた気がします。
Niki：まだあんまり結婚を意識していないというか、できるだけ遅くしたいくらいに思っていて。結婚すると自分の思い通りに動けなくなることもあると思うので、友達と楽しく過ごしたり、海外に住んでみたりしてから日本に帰って結婚したいなと思っていたんです。
でもこの作品に出会ったことで、結婚するタイミングを決めるのではなくて、「結婚したい」と思える相手に出会った瞬間が結婚の時期で、結局は誰と出会うかなのかなと思いました。その出会いを楽しみにしてます(笑)。
――皆さんが実際に婚活をするとしたらどういう方法でしてみたいですか？
堀田：このお仕事をしていなかったら「アプリ」でしてみたいです。今ってすごくカジュアルにアプリに登録して、食事に行くじゃないですか。なので「え、アプリ登録して出会い求めてるの？」って驚く時代はもう古いと思うんです。
この仕事をしていなかったら「アプリ」で知り合うのもすてきだなと思いました。
出会いは限られているし、その中でそういうツールを使わないともったいないと思うし、一回きりの人生だし、いろんな人と会ってみても良いかなと思います。
瀧本：時田くんみたいな人と出会えるなら、私も(アプリ婚活)やってみたいなと思いました。あとは、友達の知り合いとか、紹介とかで知り合って始まるのも良いのかなと思います。
筧：やっぱり自然と出会ってみたい…かな…(笑)。音楽とか、映画とか趣味が合ったら良いと思うので、そういう集まりがあったらそういう所に行くとか、その方がより相性の合う人が見つかりやすいのかなって思います。
Niki：私も自然な感じが良くて…“恋愛する気同士”で会うっていうのが、“その気同士”過ぎてつまらないというか…付き合う前に「相手は私のことどう思ってるんだろう」とか「これからどうなるんだろう」とか、付き合うに至るまでが一番楽しいなって私は思うんです。
“その気同士”だとその部分を飛ばしちゃう感じがして…紹介とかではなく、友達がたまたまお友達を連れて来たとかで、偶然会いたいですね。
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