――石原さんは日ごろから食事に気を使われていて、他の現場では炊飯器を持ち込んで食事をされたりしていましたが、今回の現場にも持ち込むのでしょうか?
同じようにしようと思っています(笑)。あと、これはドラマの中の話ですが、薬剤師さんは夜勤のとき、皆さん忙しいので原作漫画のようにカップ麺やコンビニ弁当を食べる人が多いらしいんです。だから、血糖値が上がりすぎて眠くなったり、集中力が下がったりして、悪循環だと聞いたので、劇中ではちゃんとしたものを食べようと提案しているところです。
実際に病院の中でも食べられる、手軽で健康にいいものをお見せできたらいいなと思っています。
――他に準備期間にされたことは?
実際の薬剤師の方々と食事をしたりして、現実的なことを教わりました。やはり進んでいる病院と、これからの病院があるとか。
それから座っているシーンがほぼなくて、とにかく院内を早歩きしているので、準備運動もしました。病院薬剤師はずっと立っているか、早歩きしているかで過酷なんです。「一番疲れないスニーカーをどれかな?」「みどりっぽくて動きやすいのはどれかな?」といろいろ試しました。
――みどりは薬剤師ながら医師にもぐいぐいと立ち向かっていきますが、彼女の信念はどんなところにあると思いますか?
諦めないことです。バックボーンとして子ども時代も描かれるので、そこで分かることもありますが、薬をちゃんと飲んだかどうかは患者さんをきちんと見ていないと分からない部分だと思うので、一人一人の患者さんを大切にしているみどりを見せていきたいと思っています。
そこが過度に見えすぎると良くないかもしれませんが、患者さんが普通の生活に戻れるまでをしっかりと見守っている姿を、いろんなシーンで見せていけたらと思っています。
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