――普段は自宅でひとり、動画を撮影している彼女。料理のプロフェッショナルなスタッフが集結して撮影・執筆という本の制作過程を経験して、新たに発見したことは?
文字にすると伝わりづらくなったりするじゃないですか。なので、この書き方でレシピがちゃんと作れるのか・・・というのは一番気を遣いました。料理本と聞くとかっこいいイメージがわたし的にあったんですけど、でもかわいい雰囲気の本が作りたいとスタッフの方にお願いしました。動画の雰囲気がそのまま本になったらいいなと思ったんです。
撮影自体は、すべてにビックリでした(笑)。動画はひとりでできるけど、本の製作にはこんなにも多くの人(編集者、カメラマン、フードコーディネーター、デザイナー)が関わっているんだなと思いましたね。
――撮影当日は、どんな気持ちで臨まれましたか?
本の撮影では、何品も並行して作っていったのでキッチンもフル稼働。スタッフのみなさんが家に来るっていうのは新鮮で、信じられないような光景が目の前に広がっていましたね・・・(笑)。普段は自分ひとり動画を作っているので、プライドはどこかにあったとは思うんですけど、プロの力を目の当たりにすると「写真だとこういう盛り付けの方が綺麗に見えるんだ」と発見したり・・・。今後、自分の動画でも取り入れていきたいですし、実際に、レシピを文章で解説する時の言葉選びや料理用語も勉強になりました。
――最後に、今後の目標をお聞かせください。
もっと料理が上手になりたいです。マニアックな料理も作りたいけど、かと言って家庭料理が作れなくてもダメなので、幅広くいろんな料理を知って、全体的に向上したいなって思います。あとは、自分なりのポイントをレシピに入れられたらなと思います。料理を基盤として、料理家としていろんなところで活躍できるようになれたら。YouTubeとInstagramは今まで通り頑張って、本もまた出せるようになりたいし、いつかは料理番組にも出演したいです!
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