“初代9期生”希島あいり登場&みひろ号泣!? 恵比寿マスカッツ新メンバーオーディション結果発表<収録レポート&総合演出・マッコイ斉藤インタビュー>

2020/03/31 23:30 配信

芸能一般

「 “初心の頑張り”を思い出してほしい」


「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」収録の模様


――現メンバーにとって、新メンバーはどんな存在になるんでしょうか。

現メンバーもだいぶ良くなってきました。でもまだ全員が一丸となる積極性が足りないんですよね。だから新メンバーの存在が良い刺激になって、「もっと頑張らないと!」と思ってくれる現メンバーが増えれば、チームとしても強くなるんじゃないかな。

――後輩が入ることで意識が高まるという…。

そうですね。それに加入したての新メンバーは純粋にやる気を見せてくれるんです。「好き」で入ったからには「何でもやってやる」という気持ち…そんな “初心の頑張り”を、現メンバーにも思い出してもらえたらいいですね。

「 “マスカッツのスイッチ”を持ってほしい」


「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」収録の模様


――新メンバーの課題となるのはどんなところでしょうか。

まあ正直…加入前は表の華やかさしか見えないので、思っていたのと違うってすぐやめちゃうんです。そういう子ってだいたい個人プレイヤーなんですが、今のマスカッツに個人プレイヤーはいらないし、個人のプライドもいらないんです。

理想と現実が違うのは当たり前で、本業とは別の “マスカッツのスイッチ”を持ってほしいですね。吉澤や市川まさみ、最近は三上や桃乃木もそのスイッチを入れて、「ここはマスカッツの現場なんだから」という“チーム志向”になってきています。

現メンバーは「誰かがおいしくなっていたらみんなでおいしくしてやろう」っていうチームプレイがちゃんとできるようになってきたので、新メンバーも早くそうなってくれたらいいなって思いますよ。

――なるほど。本業では個人での活躍ですもんね。

もちろんみんな個人で売れたいっていう気持ちがあるだろうし、そこに「早くチーム意識を」って言われても「どうやればいいんだろう」って迷うと思うんです。

でも実は簡単で、「全部面白がればいいだけ」。与えられた状況を面白がれるかどうかで、その人の成長は全然違ってくる。新メンバーには早くそこに到達してほしいですね。

ただ簡単とは言いましたが…「全部面白がる」ってやっぱり大変なんです。今まで見たことがない世界ですしね。

何にも出来なくて悩んでいる子たちを山ほど見ています。そんな中で、自分のチャンスがきた時にしっかりモノにできる精神状態を作っている子や、ちゃんと面白くしようとしている子は変わっていくと思います。

「 苦労を乗り越えながら成長して、花開いてくれたら」


「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」収録の模様


――現時点で見えている目標などはありますか?

番組やライブは一番輝いているところを切り取って見せているわけであって、そこにたどりつくまでの「努力」「苦労」「涙」「悔しさ」は全く見せてない。「歓喜」なんていうのは一瞬しかないんです、でもその瞬間を味わいたくてみんな頑張るわけですよ。そこをきちんと理解して頑張ってくれるかなって、正直心配はしています。

自分の娘より教育している感じはしますね(笑)。でもそれが伝わるまでものすごく時間はかかるし、ユニットって本当に大変なんです。新メンバーにはいろいろ経験してもらって、一日も早くいっぱしの人になってほしいですね。

そして、10月20日(火)に開催予定のマスカッツ10周年ライブに向けて、早くユニットの一員としてなじむとともに、みんな苦労を乗り越えながら成長して、花開いてくれたらいいなと思っていますよ。