4月3日(金)に、片平なぎさが主演を務める「赤い霊柩車」シリーズの最新作「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車38結婚ゲーム」(夜8:00-9:49、フジテレビ系)が放送される。
山村美紗による原作「結婚ゲーム」は今回が初の映像化となる。時代も令和に移り、人と人との関わり方も変化している中で放送される今作のテーマは「孤独」。おなじみの京都・祇園を舞台に愛憎劇が繰り広げられる。
片平と、片平演じる明子のフィアンセ・黒沢春彦役の神田正輝から本作についてコメントが届いている。
――前作「赤い霊柩車37」(2018年、フジテレビ系)以来、およそ1年半ぶりの新作。今回は「婚活アプリでの出会い」というとても現代的な描写がありますが、最初に台本をご覧になった際の印象は?
片平:主軸の人間たちが変わらない安定した設定の中で、時代は確実に令和を迎えているんだなぁ~と。出会い系サイトの怖さを感じましたね。
神田:インターネットを通じての人との出会い。昭和・平成・令和と時代が変わっていくに伴って、さまざまなことが変化していきますね。たくさんの人との出会いがある反面、“心”があまり通わないような気もします。いろいろなことが便利になったり、手軽になったりするのはとてもありがたいことですが、それと同時に古い時代の生活も大切にしたいと思いました。
――昨今のSNSの普及により、以前より簡単に人と出会えるようになった一方、それぞれの関係性はきわめて希薄、たくさんの人とつながっているはずなのに、結局のところ孤独を感じてしまう…。一見、矛盾しているこういった現代社会における新しい人間関係(問題)が今作では描かれているが、二人の中で何か感じた部分はありましたか?
片平:人との出会いのキッカケは多種多様です。“何がダメ!”とは言えませんが、大切なのは出会ってからの見極めと、“その人と深い絆を築けるか?”ですよね。
神田:SNSでの出会いも、もちろん立派な出会いですし、時代の変化によって社会も変化するのは当然だと思います。ただ、僕は昔ながらの人間なので、やはり会話をすることで人間関係を築いていきたいですね。
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