【追悼】志村けんさん「本当に、(動物は)予想以上のことをやってくれる」『天才!志村どうぶつ園』“園長”が語った動物たちへの思い

2020/04/04 15:00 配信

バラエティー

「週刊ザテレビジョン」2019年15号 表紙撮影=山田大輔

日本を代表するコメディアン・志村けんさんが3月29日夜、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した。志村さんが“園長”を務め2004年から16年にわたり放送されてきたのが、動物バラエティー「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)。園長みずからチンパンジーのパンくんや捨て犬ちびと触れ合う姿が笑いと感動を呼び、お茶の間に愛されてきた。

4月4日(土)に放送される「天才!志村どうぶつ園 特別編」(夜7:00-8:54、日本テレビ系) は、相葉雅紀山瀬まみタカアンドトシハリセンボンDAIGO滝沢カレンら“志村どうぶつ園メンバー”が出演。

志村さんをしのび、思い出を語るとともに、志村さんが動物たちを愛し続けた16年の全映像の中から名場面を振り返る。“捨て犬ちび”と行った東京・東村山への散歩ロケの様子など、愛犬家としての志村さんの姿も放送される予定だ。

2019年、番組15周年で誌面に登場


昨年4月発売の「週刊ザテレビジョン」15号では、当時15周年を迎えた「―志村どうぶつ園」を特集し、番組スタート当時からタッグを組む園長・志村さんと秘書・山瀬まみ、飼育係・相葉雅紀の3人による鼎談インタビューを掲載した。

志村さんの言葉に込められていたのは、共演メンバーへの深い愛情、そして、動物たちへの慈しみの眼差しだ。

インタビューの中で、「本当に、(動物は)予想以上のことやってくれるよな」「パンくん、最高の間なんだよなぁ。あれを自然にやってるんだもんな」と、笑顔でしみじみ口にした志村さん。その言葉からは、お茶の間に笑いや感動を届ける“共演者”として動物たちに敬意を持って接する姿が浮かび上がる。

志村さんをしのび、ここに当時(2019年4月)の記事を再掲する。