――「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」という作品の見どころを教えてください。
設定を現代に一新していて、作中に登場するピアス型のAIをはじめとした、最先端の技術やテクノロジーを駆使して毎話、毎話事件に挑んでいくというのがまず本作の見どころです。
大助というキャラクターも大富豪ならではの豪快さと格好良さもあって、宮野さんが演じる加藤との凸凹コンビ感もおもしろいですし、実際演じている自分たちもこの先どうなっていくのかまだ分かっていないので、それが逆に面白いところでもありますね。
台本をいただくたびに、「え!?そうなの!?」という驚きとか発見があるので、自分も作品のファンのように毎回楽しみながら収録しています。
あとは菅野祐悟さんの音楽がすごく好きで、シーンの転換がすごくスピーディーで合間、合間に格好良い音楽が掛かるとテンションが上がります。
――演じられる大助というキャラクターはどのような印象をお持ちですか?
お金がなんでも解決できると思っている人間で、他者からの影響を受けない“究極のマイペース”タイプなので、バディだけど加藤の言葉もあんまり気にしないで自分のペースで物事を進めていくキャラクターです。
でも、どこかちょっと天然でそこがギャップ萌えじゃないですがかわいらしさを感じる点でもあります。
――大助とご自身の似ている部分や共通していると感じる部分は?
周りから、「貴族っぽい」と言われることはあります(笑)。
僕は一見ちょっとクールなイメージを持たれることが多いので、大助と自分が似ているなと思われるかもしれません。
実際の僕はおしゃべり大好きですし、わりと真逆のタイプだと自分では思っています。
――演じるときはどちらかというと、自分とは逆の性格を意識しながら演じていたんですね。
そうですね。クールでマイペースな大助を演じるのは面白いですし、意識して演じています。
僕は舞台の関係で、4話から他の共演者の方と一緒にアフレコさせていただいたのですが、掛け合いでは会話のキャッチボールをするというよりは、相手のボールを軽くはたくようなイメージのキャラクターなので、そういうところを意識しました。
――クールなキャラクターゆえに感情の起伏がなかなかないと演じるうえでは難しかったのではないでしょうか。
(伊藤智彦)監督からは、「もう少し感情を出して」とか「もう少しクールに」とか本当に細かく丁寧にディレクションをいただきながら、微調整をしながら演じています。
ただ演技の中で、感情がはっきりしていたほうがいいときと逆に感情が出ないほうがいいときもありますし、本当に細かく演技指導いただきながら演じている状況です。
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