――加藤を演じる宮野真守さんとの共演はいかがでしたか?
宮野さんを知ったきっかけの作品が「DEATH NOTE」の夜神月で、「この人の声格好良いな」と思って初めて声優の方を調べたのが宮野さんだったんです。
それからテレビのバラエティー番組とかに出演されているのも見たり、ミュージカルや舞台にもご出演されたり、歌手活動もされている非常に才能豊かな方で、僕自身も宮野さんのファンになっていました。
今回の共演、しかもバディとして演じられることが、もう本当にうれしかったです。
以前、宮野さんとお話をさせていただいたときに「声優にとって大事なこと」を聞いたのですが、「慣れ」だという風に仰っていて。宮野さん自身が「最近、声優に慣れてきたんだよね」と仰るので、「20年近く声優活動されている宮野さんが最近慣れてきたっていうことは、一体自分は何年掛かるのか…!(笑)」みたいな、話をしたりアフレコでも本当にいろいろなことを教えていただいています。
宮野さんは声優というものを軸にマルチに活躍されていて、僕もダンスというものを軸にいろいろなことやらせていただいているので、分野は違うけど共通点や同じ考えを持っていることも多くてお話していて刺激になることがたくさんもあります。
僕が初めてアフレコを一緒にやるときにすごく緊張していたときも、宮野さんをはじめ、キャストの皆さんが気さくに話かけてくださって緊張がやわらぎました。声優としても僕自身、1話1話の中でどれだけ他の人から技術を“盗める”かというのを考えながら、必死に食らい付いています。
――少し作品から離れて、大助のような財力を持っていとしたらどのようなことに使いたいですか?
あれだけの財力があったら、自分のためじゃなくて他人のために使いたいですよね。世界平和のために使いたいです。
――最後に放送を楽しみにされているファンの方へのメッセージをお願いします。
少しずついろいろな謎が分かってきて、本当に毎話、毎話発見がある作品です。
大助がお金を使って難事件を解決していく爽快感、加藤や他のキャラクターとのバランス関係、そして最高のタイミングで掛かる音楽と見どころがたくさんあります。
すばらしい先輩方に囲まれて毎回のアフレコの時間が刺激的で楽しいですし、初めてのアニメ声優で主演を務めさせていただくということで、自分としても放送をとても楽しみにしています。
作品の一ファンとして完成が楽しみですし、早く多くの方々に見ていただきたいという思いでいっぱいです。
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