鈴木雅之×鈴木愛理の“W鈴木”でラヴソング「早いうちに出会えてよかったです」<Interview>

2020/04/12 07:00 配信

音楽 アニメ インタビュー

「DADDY ! DADDY ! DO ! feat. 鈴木愛理」は、4月15日(水)に発売撮影=コザイリサ


鈴木愛理「マーチンさんの魅力は、やっぱり歌声」


――これまでに、いろんな女性シンガーとデュエットされていますよね?

鈴木雅之:まぁ、うちには“マイソウルお姉ちゃん”鈴木聖美というクイーン・オブ・ソウルがいるんですけど(笑)、小学生の頃に子ども部屋のステレオの前で彼女と一緒に歌ったのが僕のデュエットの原点。マーヴィン・ゲイとダイアナ・ロスのデュエットソングを聴きながら2人で歌っていましたね。

歌っている瞬間は鈴木聖美を通してダイアナ・ロス、鈴木雅之を通してマーヴィン・ゲイになっているような感覚が楽しくて。そういう音楽の遊びはとても面白かったですね。

まぁ、お姉ちゃん以外では、杏子、May J.、BENIたちと歌ってきましたけど、僕と歌う時は自分の顔を見て歌いなさいって言いました。

――それは、どういう意味ですか?

鈴木雅之:僕のサングラスがミラー代わりになるんですよ。その“ミラー”に映った自分の顔を見ながら歌うと2人が見詰め合っているように見えるんです。

――おぉ~っ!

鈴木雅之:だから、愛理もミラーに映った自分の顔を見ながら歌うといいかも。

鈴木愛理:分かりました! ありがとうございます。

鈴木愛理


――今回の“共演”で感じたお互いのヴォーカリストとしての魅力は?

鈴木雅之:僕は愛理に会う前から、彼女のお父さんのことを知っていたんです。

鈴木愛理:あ、そうですよね。

鈴木雅之:世代的に“プロゴルファー・鈴木亨”という存在は知っていますからね。やっぱり「鈴木」という同じ名字の人って気になるじゃない?

鈴木愛理:気になります。

鈴木雅之:名字が同じってものすごく大きい。今回も愛理と2人で“W鈴木”なんて言われていますけど、これもねDNAというか親に感謝ですよねお互いに。お父さんのことを先に知っていて、その娘とデュエットすることになるなんて「鈴木」という名字が結んでくれた縁のようなものを感じます。

鈴木愛理:私が思う鈴木さんの…、ちょっと紛らわしいですね(笑)。マーチンさんって呼んでもいいですか?

鈴木雅之:もちろんです。

鈴木愛理:ありがとうございます。マーチンさんの魅力は、やっぱり歌声。哀愁だったり、色気だったり、まだ25歳の私が聴いてもめちゃくちゃドキッとするぐらい言葉のメッセージが届くんです。

私はもともとファンクが好きということもあって、今回ご一緒させていただいて言葉のリズムの紡ぎ方など、学ぶことがたくさんありました。

鈴木雅之:今、愛理が「ファンクが好き」って言いましたけど、こういう子はそうそういませんよ。そこに僕は彼女の力を感じるんですよね。

プロゴルファーの娘らしく、常にナイスショットを完璧に打とうとする姿勢も好き。愛理は、これからがものすごく楽しみな女性ヴォーカリスト。早いうちに出会えてよかったです。

鈴木愛理:頑張ります!

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