映画「みをつくし料理帖」のキャスト陣によるインタビュー映像リレーが4月13日から始まった。
総勢13人でつづるインタビュー映像のトップを飾るのは、主演を務める松本穂香。料理に真摯に向き合い、女料理人として成長していく主人公・澪を熱演している。
解禁されるインタビュー映像では、主演を射止めた時の様子や、澪をどのように演じたのか、角川春樹監督からの驚きの演出などを明らかにしている。
さらに本作の名シーンともいえるラストシーンについても、撮影の様子や共演の奈緒とのエピソードなどを語っている。
本作は、高田郁による同名の時代小説が原作。これまでにシリーズ全10巻が刊行されており、累計400万部を超える大ベストセラー小説で、刊行10周年を記念して劇場版映画となり、10月16日(金)に300館以上の規模での全国公開となる。
時は、享和二年。大坂。8歳の澪(松本穂香)と野江(奈緒)は、暮らし向きが違えども仲の良い幼なじみだった。「何があってもずっと一緒や」と約束を交わす二人だったが、その約束の夜から大坂に大洪水が襲う。
それから時は流れ、江戸の神田にある蕎麦処「つる家」に、女料理人として働く澪の姿があった。あの大洪水で両親を亡くし、野江とも離れ離れになってしまった澪は、「つる家」の店主・種市(石坂浩二)に助けられたのだった。
種市に天性の料理の才を見出され、女でありながら料理人として働いていた澪。江戸の味になじめず試行錯誤の日々を過ごしていたが、やがて「つる屋」の看板料理を見出していく。
たちまち江戸でも評判になっていく店に、ある日吉原の扇屋で料理番をしている又次(中村獅童)という強面の男がやってきた。吉原で頂点を極めるあさひ太夫のために澪の看板料理を作ってくれと頼むのだった。そして、この日を境に運命の歯車が動き出す。
幾度となく訪れる艱難(かんなん)辛苦を乗り越えながら、料理に真摯に向き合い、運命を切り開いていく女料理人の成長と、不変の友情を描いた爽快な物語。
※高田郁の高は「はしご高」
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