――息もぴったりでしたが、苦労したシーンはありましたか?
梅澤「それはもちろん“しばく”シーン。撮影の初期段階で飛鳥さんの頭を叩かなければいけなくて、もうどうしようって…。でもそんなことも言っていられないし、心の中で『ごめんなさい!』と思いながら叩いていたらNGを連発して…。逆に痛い思いをさせてしまいました(笑)」
齋藤「そうなんですよ。微妙に手加減した方が痛いんだから(笑)」
梅澤「これはすごく苦労しましたね。飛鳥さんが『気にせずやって』と言ってくださったのもありがたかったです」
齋藤「とはいえ、私はNGの数を数えてたよ。『今日は何回か~』って。また今度、仕返しをしようと思っている(笑)」
山下「私はあまり怒られることがないから、すごく新鮮で楽しかった。飛鳥さんほど遠慮されないし(笑)。うめ(梅澤)のこんな一面があるんだと新発見しました。 そして本心でやっているのかな?って思ったりして…」
梅澤「違うよ! 役だから。金森だからツッコんでいたんだから」
山下「私はドラマ版の第1話の橋から川に飛び込むシーンが大変でした。橋も意外と高く、そんなに高いところから落ちるのって初めての経験なので、生きて帰れるのかな?と思うくらいで(笑)。あれ、実は一度目はNGだったんですよ。タイミングがうまく合わなくって。そうなるともう二度目は怖いというより、これで決めなきゃという気持ちが強く、余計ドキドキしましたね。怖さよりプレッシャーが上回った瞬間でした(笑)」
齋藤「山下はすごいなって思いますね。私は水が苦手なので絶対できない! よく頑張ったと思います」
梅澤「やまは結構身体を張っていたので、私もやらなくて大丈夫?と思っちゃいました。本当にすごかったです」
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