――ミコを演じるうえでの役作りで意識したことはありますか?
ミコはすごく頭が良くてクールで、難しい言葉をスラスラと言うイメージをもって、オーディションや初めてのアフレコに臨んでいたんです。
しっかりした感じや、芯の強さを持った女の子というのが最初のイメージだったのですが、音響監督の(明田川)仁さんからは「未完成で、まだ成長途中の女の子にしてほしい。ちょっとたどたどしく」とディレクションをいただいたんです。
その言葉をいただいて、ミコ本人はすごく真面目で頑張ってるいるのですが、ちょっとどこか幼さの残る感じの、“放っておけない危うさ”を持っている女の子、というのを意識して演じるようになったので、それが演技を通して伝わればいいなと思っています。
あと普段私は、姿勢が悪いほうなのですがミコを演じているときは自然と背筋をピンと伸ばしていて、姿勢までミコから影響を受けている気がしますね。
――原作漫画を読んで作品に対してどのような印象がありましたか?
ラブコメならではのキュンキュンするシーンからギャグやちょっとクスっとしてしまうシーンのギャップがすごく好きですね。
アフレコをしていても、テンポの良さというのを感じますし1話1話の中でもいろいろなキャラクターのいろいろな表情が見られるので、本当にどのキャラクターにも魅力があって好きになれるんです。
――ちなみに、ミコ以外でお好きなキャラクターは?
そうですね。やっぱりかぐや様のかわいさが圧倒的に“刺さる”といいますか、周りからは高嶺の花の彼女が御行の前だけはタジタジになってしまう乙女なところがかわいらしくて大好きです。
インタビューは後編へ。
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