石橋貴明(とんねるず)が「スロートーク」をテーマに、毎回話してみたいストとじっくり語り合うトークバラエティ「石橋、薪を焚べる」(フジテレビ)。
その第1回目、4月7日(火)深夜放送のゲストに、カンニング竹山(竹山隆範)が登場。今のカンニング竹山を作った恩人、放送作家・鈴木おさむとの出会いを語る場面があった。
石橋から今のスタイルを築いたきっかけを聞かれると、竹山は自身の単独ライブ「放送禁止」を上げ、以前舞台の仕事で一緒になった鈴木おさむから「竹山くん飲みませんか?」と連絡があり、西麻布のバーへ行き、そこで鈴木から「竹山くん、心にポッカリ穴空いてるでしょ?」と言われたと言う。
まさにその通りだった竹山は「え? 何でですか? 誰にもそのこと言ってないのに?」と問うと、「いえいえ、言う言わないじゃないんですよ。ライブやりませんか? カンニング竹山って言う芸人のスタイルを今から作りませんか?初め辛いかもしんないけど、何年もやってればそれが竹山くんになって、いろんな仕事やっても怖くなくなりますからって」と、鈴木からライブの話を持ちかけられたと語る。
だが竹山は「一人でネタ作るって言ったって、いつもネタ作って相方にぶつけてみたいなやり方だったから、(相方・中島忠幸を亡くし)俺一人しかいないなら無理だと思って、『それもういいですわ。俺そう言うのちょっとめんどくさいですわ』って断ったんです」と、始めはこの誘いを断わった。
しかし、「それから毎日どの仕事してても、毎日そのことで悩むんですよ。これで良かったんだろうか、ただ逃げたんじゃないだろうかって。そんでその年の正月旅行は、うちの奥さんと後輩連れて石垣島行ったんです。石垣島でずーっと、昼間海見てボーッとしてる時に、またその悩みがやってきて。石垣島のこんなキレイなところまで来たのに、こんな悩みがきてるってことは、やった方がいいかもしんないって。そのビーチから電話して、(鈴木)おさむさんに。それでその年の秋から『放送禁止』って舞台をやり始めるんです」と、最終的に鈴木の提案した単独ライブを始めることになったと明かした。
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